メンタルヘルス・マネジメント検定という資格をご存知でしょうか。その名の通り、メンタルヘルスに関する知識を有する者の証である者です。そんな資格に合格したのでその勉強方法についてご紹介いたします。
目次
メンタルヘルス・マネジメント検定試験とは
働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験ホームページより引用
現代社会はストレス社会であり、ストレスを抱えずに生きている人はほとんどいないことでしょう。ストレスの負荷がかかり過ぎれば仕事どころではなくなります。昔はストレスに負けてしまうことは弱いことだと言われておりました。
私は仕事で人事や採用関連などの「人」に関わる仕事をやっているため、そんなストレス社会にどう向き合っていくかを学びたくなり、メンタルヘルス・マネジメント検定を受験することにしました。
メンタルヘルス・マネジメント検定にはⅠ種からⅢ種まであります。
Ⅰ種:人事企画や制度作りなどを行う人事労務担当者向け
II種:部下にどう対応したら良いのか管理監督者向け
Ⅲ種:自らのメンタルヘルス対策といった労働者向け
私はⅡ種を受験し、無事に合格しました。
試験内容について
Ⅱ種とⅢ種は年に2回(3月と11月)試験が開催され、Ⅰ種は年1回(11月)に開催されます。
Ⅰ種の試験内容
選択問題 100点、論述問題 50点となっており、得点の合計が105点以上で合格となります。
但し、論述問題の得点が25点以上が必要となります。
試験時間は選択問題が2時間、論述問題が1時間。
毎回1500人前後の方が受験され、合格率は15%前後です。

さすがに一番上のランクの資格だけあって合格するにはかなりハードルが高いようです。
Ⅱ種の試験内容
マークシート方式の4択問題で100点満点中、70点以上で合格です。試験時間は2時間です。
毎回5000人前後の方が受験され、60%前後の合格率です。
Ⅲ種の試験内容
Ⅱ種と同様にマークシート方式の4択問題で100点満点中70点以上で合格であり、試験時間は2じかんです。
毎回3000人前後の方が受験され、合格率は80%前後です。
勉強した期間はおおよそ3ヶ月!最短で合格した私の勉強方法
ざっと過去問題集を見た限り、事前に知識が無くても解ける問題もあるように感じたので、まずは問題を解くことからスタートしました。
まず過去問題集を1日何問と決めてとにかく解く。基本的には1問1答形式のため、時間をかけずに解くことができます。そして分からない問題だけでなく、解けた問題も解説を見て理解する。

最初は参考書などは一切見ずに、とにかくこのように問題を解くことに専念しました。
たくさん問題を解くことにより、本番の試験ではどういった問題が出るのかが見えてきます。そして、知っている分野を勉強する時間が削ることができる為、最小限の時間で勉強することができます。
時間的に2週しかできなかったが、1週目で解けなかった問題も2週目ではほとんど解けていたため解く量としては十分のように思えます。
直前には「ひとりで学べる メンタルヘルス・マネジメント検定II種」を使用して、頭から全部読むというより自分が苦手な分野だけざっと再確認するために使用しました。
この本はかなり読みやすいため、硬い文章が苦手な人でもスムーズに読み進めることができます。

やはり法律関連の分野は専門用語が多くて読みにくいですからね。
結果は無事に合格。
合格ラインギリギリでしたが、このような試験は受かれば問題ない。
比較的簡単な試験ですので、まずは受けてみようかなといった軽い気持ちで取り掛かっても良いかもしれません。
この資格を持っているだけでは何も効力はないので、活かすも殺すも自分次第ではないのでしょうか 。
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