株式会社エントリーは危ないの？派遣バイトの評判＆口コミを徹底解説

株式会社エントリーという会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、倉庫やイベント、軽作業などの短期・単発・日雇いなどを中心に取り扱っている派遣会社です。

株式会社エントリーをネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか？何がそんなに「やばい」のでしょうか？

株式会社エントリーの働く環境について知りたくないですか？

• どんな仕事があるの？
• 単発の仕事って何?
• 会社は信頼出来るの?
• 残業は多いの?

この記事では株式会社エントリーの社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」と言われる理由や口コミ＆評判について、実態を解説しています。

就職・転職に失敗したくない人は必見です。

短期派遣を中心に取り扱っている派遣会社

株式会社エントリーは倉庫やイベント、軽作業などの短期・単発・日雇いなどを中心に取り扱っている派遣会社です。

社名	株式会社エントリー
本社所在地	東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル41F
本社電話番号	03-6302-0303
設立	2002年2月20日
資本金	7,000万円
従業員	社員237名/アルバイト145名
売上高	101億円（2021年1月末）
事業内容	■人材派遣 ■新卒紹介 ■人材紹介 ■紹介予定派遣 ■アルバイト紹介
事業所	北日本（札幌、仙台、青森） 首都圏（新宿、大宮、古河、立川 横浜、町田、本厚木、船橋、柏） 中部（名古屋、一宮） 関西（梅田、難波、三宮、京都） 中国（広島、岡山） 福岡（天神、久留米）、沖縄 ■2021年出店予定 ＜国内＞ つくば支店、高崎支店、岡崎支店、浜松支店、熊本支店 ＜海外＞ ベトナム ハノイに出店予定
売上高推移	決算期　　　　 ＜売上＞　　　　　　＜対前年比＞ ―――――――――――――――――――――――――――― 2021年2月期　 103億円 2020年2月期　 100億円　　　　　 154％ 2019年2月期　 65億円　　　　　　167％ 2018年2月期　 39億円　　　　　　150％ 2017年2月期　 26億円　　　　　　173％ 2016年2月期　 15億円　　　　　　158％ 2015年2月期　　9億4,600万円　　150％ 2014年2月期　　6億3,000万円　　225％ 2013年2月期　　2億8,000万円　　－

全国に20以上の支店があり、常時4000件以上の案件を保有していて即日で就業出来る案件も多数あるので、 希望の仕事が見つかる可能性は大いにあります。

また、登録から勤務開始まで来社不要を謳っているので、 気軽に仕事を始めることも出来ます。

給与は即日払いも可能です。支払い方法は下記の4つから選ぶことも出来ます。

①即払い振込み (対象口座18行) ・・・申請後2時間以内にお振込み
②週払い振込み (JAバンク以外)・・・毎週火・金曜日にお振込み
③月払い 振込み (JAバンク以外)・・・月末締め翌月10日お振込み
④支店での手渡し・・・週2・3日各支店手渡し対応日にお渡し

ちなみに、単発業務などの派遣 (30日以内の労働者派遣のお仕事)はどんな仕事でも派遣できるわけではありません。

決められた職種だけが派遣可能となっております。業務が以下に当てはまる場合は日雇い派遣で働くことが可能です。

• ソフトウェア開発
• 機械設計
• 事務用機器操作
• 通訳、翻訳、速記
• 秘書
• ファイリング
• 調査
• 財務処理
• 取引文書作成
• デモンストレーション
• 添乗
• 受付・案内
• 研究開発
• 事業の実施体制の企画、立案
• 書籍等の制作・編集
• 広告デザイン
• ＯＡインストラクション
• セールスエンジニアの営業、
• 金融商品の営業

また、上記に該当しなくても、以下のいずれかに該当する人は単発の仕事をすることが可能です。

60歳以上の方
雇用保険の適用を受けない学生
生業収入が500万円以上且つ副業として日雇い派遣に従事する方
世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

これらに該当する人は、日雇い派遣が可能と認められている職種以外でも日雇いなどの単発の派遣の仕事をすることが可能です。

株式会社エントリーが取り扱っている 「倉庫内作業」や「シール貼り」、「ピッキング」などの仕事は日雇い派遣の適応除外職種ではございません。

これらの仕事をやりたい人は、上記で示した「4つの条件」を 満たしていなければなりません。

派遣登録時には、上記内容を証明するものの提示が必要となるので十分に注意しましょう。

評判や口コミ＆実態

それではここからは実際にどんな会社なのかを見ていきます。

信頼出来る会社?

先ほど「来社不要」と書きましたが、 気軽に仕事を始められる反面、本当にそれで大丈夫なのかと思う部分もあります。

派遣の場合、本来は派遣会社に行って派遣登録をする必要があります。

最近では、来社面談ではなくWEB上での登録面談が可能な派遣会社も増えてきておりますが、その件を労働局に聞いてみたところ､ ｢一度も会ったことが無い人を派遣するのはいかがなものか」とのことでした。

また、派遣事業を運営するには、派遣事業の許可が必要となります。

許可を得るための項目には、事務所は 「20m²以上の広さが必要」 であったり「事業所内に研修・面談スペースを設ける」という項目もあります。

これらは 「来社面談」 をさせるためのものです。

来社しなくても違法となるわけではありませんが、労働局の立ち入り調査が入った場合、かなり危ないのではないでしょうか。

そういった観点からも、「株式会社エントリーは怪しい」 と言われてしまっている原因の1つでもあります。

しつこい営業

株式会社エントリーに派遣登録をすると、次から次へと仕事紹介の電話が来ます。

それだけ働く人がいないということなので、仕事に困っている人にとってはとても有難いことかもしれませんが、 断ってもたくさん電話が来ます。

これには理由があると私は思っております。

そもそも派遣会社はとても少ない利益の中で事業を運営しております。

労働者に1000円の時給を支払う場合、企業からは時間単価1400円ほどを請求することになります。

1人派遣しても1時間当たりの利益は400円。1日8時間労働をしても3200円の利益です。

1日3200円の利益では、事業を運営していくことなど出来ません。 1日にたくさんの人数を派遣しなければなりません。 

もし、1日単発の仕事で1日3200円の利益のある仕事があった場合、 1か月で最低でも90人の派遣就業がないと、社員1人分の給与も払えなくなってしまいます。

もちろん派遣会社には、経理や総務部門などの社員もいますし、 事業を運営するためのコストもかかります。

そのため、多少強引でも企業から頂いたオーダーに人を紹介しなければならなくなります。

しつこいくらい強引に仕事紹介の電話が来るというのには、そういった背景があります。

担当者の態度が悪い

派遣会社で働くには、あまり特殊な能力は必要としておりません。

派遣法や労基法の基本的知識は必要となりますが、それよりも数多くの派遣就業につなげられるように企業開拓が出来れば問題ありません。

その企業開拓の力についても、とにかくひたすらテレアポと飛び込み営業が出来れば誰でも開拓出来てしまいます。

そのため、入社のハードルも比較的低く、社員の質があまり良くないのはエントリーに限らず業界全体で言えることでもあります。

就業日前日にキャンセルされた

エントリーに限らず、派遣社員として派遣就業が確定した後、 就業直前になって就業が取り消しになったという話をよく聞きます。

派遣で仕事をする際、信頼できる派遣会社をしっかりと見つけましょう。 

大手だから良いというわけではありません。

大手の方が社員教育がしっかり出来ていたり、 コンブライアンス意識が高い傾向があります。

また、取引先企業を選定する際も、しっかりと信用調査を行い、 ブラック 企業とは取引しないようにしているため、あまり劣悪な環境での仕事を紹介されることはほとんどないことでしょう。

そのため、高いスキルがあったり、優秀な人材に優先的に仕事が紹介されて しまうので、案件数がたくさんあるからといっても、必ずしも自分に良い仕事が紹介してもらえるとは限りませんので、十分に注意しましょう。

株式会社エントリーの場合、直前で仕事がキャンセルされたという人の話も聞いたことがあります。

仕事を選ぶ際には、契約内容などもしっかりと注意して見ていくことにしましょう。