日総工産という会社を聞いたことはありますか?
普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、製造業に特化した人材派遣会社としてとても有名な会社です。
日総工産をネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」「パワハラがある」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか?何がそんなに「やばい」のでしょうか?
日総工産の働く環境について知りくないですか?
- 休みは取れるの?
- どんな会社なの?
- 社風は?
- 残業は多いの?
- 年収は?
- 実態はどうなの?

私はこれまで転職エージェントとして、そして採用担当者として数多くの日総工産出身の人と面談をしてきました。
この記事では日総工産の社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」「パワハラがある」と言われる理由や口コミ&評判について、実態を解説しています。
就職・転職に失敗したくない人は必見です。


転職エージェントは複数利用して活用しましょう!
こちらの記事も読んでみてください!
・>>【2023年最新版】厳選!おすすめの転職エージェントを元転職エージェントが厳選紹介!
転職サイト/転職エージェント
- LIBZ
新しい働き方を叶える転職サイト
- リクルートエージェント
転職支援実績、保有求人数1位!自分らしく働ける理想の働き方を実現
どんな会社なのか
日総工産とは、製造業に特化した人材派遣会社です。
派遣会社と言っても、主に自社で正社員として雇用している社員を派遣する「無期雇用派遣」 を中心に行っております。
社員数約1200名、売上高約620億円もある 東証プライム上場企業であり、取引先も大手企業が多数あります。
本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜1-4-1 日総工産新横浜ビル |
---|---|
本社電話番号 | 045-605-4439 |
設立 | 1971年2月3日 |
資本金 | 20億1,500万円(2021年3月期) |
従業員 | 1,208名(2021年3月31日現在) |
売上高 | 625億円(2021年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長執行役員兼CEO/清水 竜一 |
働く環境などの実態
それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます。
無期雇用派遣という働き方
日総工産では 「無期雇用派遣」 という形態での契約 となります。
派遣には「登録型派遣」と「無期雇用派遣」があり、「登録型派遣は派遣先企業との契約ありきでの契約となるため、派遣先との契約が終了してしまえば雇用関係も終了してしまう働き方です。
一方で、「無期雇用派遣」 は派遣先との契約は関係なく、派遣先との契約が終了しても派遣元である日総工産との雇用契約は継続する働き方です。
無期雇用派遣の場合、入社時点で雇用契約者が成立しているため、入社後の研修期間や契約と契約の合間の待期期間も給与は通常通り支払われます。
そのため、長期的なキャリアを考えて安心して働くことが出来ます。

しかし、同じ企業で働けるのはおおよそ2~3年くらいとなり、その度に職場が変わることになります。
せっかく慣れた職場であっても、職場が変わらなければならなくなるのは環境の変化を好まない人にとっては大変かもしれません。
ですが、仕事をしていると必ずどの職場でもある面倒な人間関係も、数年で変わると思えば我慢できることもあると思われます。
様々な会社やプロジェクトを経験出来るというメリットもある反面、1つの分野のスキルを極めにくいというデメリットもあります。
また、派遣先からの評価が高ければ派遣先にそのまま直接雇用されるケースも多々あります。
派遣とはいえ雇用は安定しているので安心して働き続けることが出来ます。 しかし派遣というと 「ピンハネだ」 と言われることもよくあります。
ピンハネしていることは確かですが、派遣会社は労働者の仲介として動いております。
もしそれが嫌なのでしたら、派遣という働き方は辞めておいた方が良いでしょう。自分で働き先を探しましょう。
フリーランスで働く場合は、自分で仕事を見つけてこなければならないし、自分の給与や税務関連も全て自分でやらなければなりません。
それらを派遣会社がやってくれているので、ピンハネされるのは当然のことです。
配属現場が決まる流れ
雇用形態は正社員であるため、土日出勤や深夜残業などがある現場は嫌だと言っても基本的には現場を選ぶことが出来ません。
やりたくない業界であっても選べる立場ではないので、やらざるを得ないのが大変なところです。

もちろんこれは、無期雇用派遣だからという訳ではなく、正社員として働く場合も同じことが言えます。
会社としては、いつまでも研修生として結与を払い続けるよりも早く現場に行って稼いでもらわなければなりません。
そのため、どんな現場であっても社員を送り込もうとしてきます。
実際に現場が決まるまでには派遣先と事前に面談を行うことになります。これまでのどんな経験をしているのか派遣先に紹介する場となります。
全くの未経験の新人が、お客様先に1人で配属されることはほとんどありません。
まずは日総工産の社員が既に数名常駐している派遣先に入っていって、日総工産の社員から0JTを受けながら業務を行っていくことになります。
社風
採用は「総合職」と「技術職」に分かれております。

総合職では、営業やバックオフィス部門、採用部門などがあり、技術職は現場で働くエンジニアとなります。
エンジニアは未経験であっても、一から研修で育てる環境が整っております。
文系出身者も多く在籍しております。
研修施設も全国の8か所あり、職業訓練校の認定を受けるくらいの評価もされているので、未経験からでも安心してチャレンジすることが出来ます。
若い社員が非常に多く、経験を積んでいくうちに転職していてしまう傾向があります。そのため、中堅層やベテランが少ない傾向があります。
普段はそれぞれの現場で離れて働いている社員が多いので社員間の交流はあまり無いのですが、その分、社内サークルや社内SNSなどで帰属意識を高めようとしております。
しかし実際に働くのは常駐先での現場となります。現場によって環境は全くことなるため、就業先の雰囲気などはその現場次第ということになります。
例え就業先の人間関係が合わなかったとしても、そのブロジェクトが終わってしまえばその社員とも関わることがなくなります。面倒な人間関係も少しの間だと思えば気も楽にはなります。
しかし、とても満足する環境であったとしても、そのプロジェクトが終了してしまえばそこでの就業は終わってしまいます。
総合職でしたらオフィスワークとなるので、 常に自社の社員と一緒に働くことになりすが、 技術職の場合は現場で働くことになるため、自社の社員とはあまり会う機会がありません。
そのため、会社に対する帰属意識はどうしても薄くなって しまいます。
会社の経営陣は現場を経験してきているエンジニアが多いため、現場の意見を積極的に取り入れよとしている会社です。
そういった点では、エンジニアにとってとても働きやすい環境ではないでしょうか。
ですが、会社としては男性中心の体育会系で、昔ながらの会社といったような社風です。
休日や残業は配属先の現場次第
休日や残業は、携わっているプロジェクトに左右されることがほとんどです。
日総工産の会社としては、いわゆる普通の会社員と同様の土日祝休みの9時〜18時となっていますが、実際のところは派遣先の現場に合わせることになります。
派遣先は10時〜19時の勤務体系でしたらその時間が定時となります。
夜勤がある現場の場合は、夜勤も発生してきます。
残業についても現場毎に異なります。休日についても同様です。土日の勤務が必須となり現場の場合は土日も出勤となります。
納期に間に合わないような進捗で動いているプロジェクトの場合は、休日出勤や残業は多くなってしまいます。
反対に、余裕のあるプロジェクトの場合は、休日出勤も残業もほとんど無いような状況です。
ですが最近は働き方改革で休日出勤や残業が出来ない会社が多くなってきております。
派遣先の就業環境に合わせる必要があるのですが、派遣先が大手企業であることが多いため、働く環境はかなり良くなってきております。
また、休日に研修を受けることができます。 エンジニアは常に勉強していかなければ ならないので、会社でこういった研修を用意してもらえるのは良い制度では ないでしょうか。
給与
日総工産の平均年収は約440万円です。
年代別に見てみると下記の通りとなります。
20代:250万円〜400万円
30代:400万円〜500万円
40代:500万円〜550万円
50代:550万円〜600万円
ちなみに、新卒の初任給は下記のとおりとなっております。
対象 | 支給額 | 基本月額 | 諸手当(一律)/月 |
---|---|---|---|
四大卒以上 | (月給)211,000円 | 206,000円 | 5,000円 |
高専卒 | (月給)207,000円 | 202,000円 | 5,000円 |
短大、専門卒 | (月給)191,000円 | 186,000円 | 5,000円 |
諸手当 | ●通勤手当 ●時間外勤務手当 ●技術手当 ●住宅手当 ●住宅ローン補助手当 ●異動手当(転勤時) |
---|---|
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(6月・12月) ※入社1年目は12月のみ |
転職するにはどうしたら良いのか

日総工産への転職を考えている人は転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントにはこれまでに採用支援を行った人のデータが蓄積されています。
- どんな人が採用されたのか
- どんな対策を行ったのか
- どんな人は不採用になったのか
1人で考えていても分からないことなので、積極的に転職エージェントに登録をしてまずは相談をしてみましょう。

転職エージェントは複数利用して活用しましょう!
こちらの記事も読んでみてください!
・>>【2023年最新版】厳選!おすすめの転職エージェントを元転職エージェントが厳選紹介!
転職サイト/転職エージェント
- LIBZ
新しい働き方を叶える転職サイト
- リクルートエージェント
転職支援実績、保有求人数1位!自分らしく働ける理想の働き方を実現
コメント