
2020年10月の台風の影響により、初の避難生活を経験しました。
今回は台風の影響により荒川が氾濫する危険性が高くなったため、氾濫したら水没してしまう区域に住んでいる私は家族で高台にある小学校に避難しました。
今後も今回のような台風が来る可能性もあるし、台風が来なくても水害はあるかもしれません。
地震だっていつ起こるか分からない状況です。
津波によって荒川が氾濫するかもしれません。
今回の避難生活で分かったことを書いていきます。
目次
事前に確認しておくこと
事前準備がどれだけ大事かはっきりとわかりました。
しかし、経験してみないとわからないことはたくさんあります。今回の避難体験は非常に良い経験となりました。
避難場所と経路を調べておく
近くにある学校ならどこでも避難場所になるわけではありません。
詳細は各自治体のホームページに掲載されています。
また、yahoo!天気・災害でも検索できます。

いざという時にゆっくりと調べている時間はありません。一瞬の判断が命を左右することもあります。しっかりと時間のある時に事前に調べておきましょう。
災害アプリを登録しておく
定番ですが、これら2つがオススメです。
最新の災害状況の確認や、国や自治体からの情報を得ることができます。


そして、意外にもTwitterが大活躍します。
様々なメディアの情報を常に見続けるのは難しいけど、Twitterが何よりもいち早く情報をキャッチできます。

私はTwitterを第一情報元として、その情報をネットで検索して詳細をは調べていました。

また、yahoo 天気災害はかなり役に立ちます。事前にブックマークしておきましょう。

用意しておくもの
こちらも同様に、当日になって買い物をしている余裕などありません。
事前に何が必要なのか把握し、準備できるものは予めちゃんと準備をしておきましょう。
水
命をつなぐ水です。
必ず必要となります。
できるば500mlサイズが良いでしょう。

2リットルなどの大きいやつはみんなで飲むのに紙コップが必要になります。
荷物を減らすためにも500mlサイズの水が良いです。
ちなみに、避難リュックセットに入っていた水はまずくて飲めなかったようです。
しっかりと事前に確認しておくことも必要です。
非常食
今回は避難所生活は1日だったので食べ物には困りませんでしたが、長期戦になったら確実に困ります。
自治体からの補助だけでは間に合わない可能性もあります。
周囲が水没して孤立したら救援物資も届きません。
せめて子供たちに食べさせてあげられるくらい用意しておいた方が良いでしょう。

また、子供用に子供たちのストレスを緩和させるためにもビスケットなどのお菓子もあったら良いでしょう。
ビニールシート
体育館の床にそのまま寝るのはかなり腰を痛めます。

どんな場所でもすぐに寝られてしまう私でも朝は立ち上がれないほどに腰を痛めました。
できれば厚手のビニールシートが良いでしょう。
こちらは前にピクニック用に買ったものですが、大きくて厚さもあるから使えそうです。
大きめのバスタオル
避難場所には毛布が用意されていますが、私が到着した頃には既に無くなっていました。

今後新たに毛布が来るのは未定と言われていましたが、我々の避難所にはなんとかその後に届けられました。
さすがに避難するのに家から毛布を持って行くのは大変です。
時期にもよりますが、毛布代わりにできるバスタオルがあると良いでしょう。
モバイルバッテリー
災害時は情報収集が重要です。
スマホのバッテリーが無くなってしまっては家族とも連絡が取れなくなったり、いま起きていることを知ることができません。
このモバイルバッテリーはスマホ3〜4回分は充電できます。
懐中電灯
今回は私の地区は停電はしませんでしたが、停電が起こる可能性は大いにあります。
避難所での怪我を避けるためにも灯りは必要です。
電池式ではいざ使おうと思った時に電池切れになってしまう可能性もあります。
ウエットティッシュ
子供がいるので常に持ち歩いていますが、もし水道が止まってしまった場合、手洗いもできなくなります。
細菌感染という二次被害を防ぐためにも必須です。
汗拭きシート
今回は1日で帰宅できましたが、避難所生活が長期化した場合、風呂に入れない日々が続きます。

せめて汗拭きシートで体を拭ければ気分も少しはサッパリするでしょう。
薬
あれもこれもと持ち歩くのは難しいと思いますが、せめて頭痛薬くらいはあった方が良いでしょう。
避難所生活はストレスが溜まります。
特に床に座っている時間が長くなり、床で寝ます。
リラックスできる環境ではないため、ストレスによる頭痛薬を緩和させるためにも必須な薬です。
ビニール袋
用途は様々ですが必ず役に立ちます。
荷物も多くなるので、まとめておくためにもビニール袋は必須です。
リュック
様々な持ち物について書きましたが、それらを入れて持ち運ぶバッグが必要です。
移動のことも考えると、少しでも手を自由にするためにもリュックが便利です。
ラジオ
こちらも同様に、情報収集のための必需品です。
併せてイヤホンも用意しておくと良いでしょう。
特に災害時にネット回線も使えなくなる可能性もありますので、ラジオも必需品です。
ちなみに、ラジオの周波数はこちらです。
NHK第1 AM 東京 594kHz
NHK第2 AM 東京 693kHz
NHK FM 東京 82.5M
ノートパソコンやタブレット
これは必須ではないかもしれませんが、災害時に必要なことは情報収集です。
万が一スマホが使えなくなった時のためにも他の手段も確保しておく必要があります。
現金
慌てて飛び出して行くと意外と忘れてしまいます。
店も営業していないかもしれませんが、全くお金を持っていないと買い物ができるようになったタイミングで何も買えません。
停電により電子マネーが使えない可能性もあるので、少しは現金を持っておいた方が良いであしょう。
実際に体験したからこそ分かったこと
私はたった1日の避難生活でしたが、東日本大震災等で長期間の避難生活を余儀なくされていた方々は本当に大変だったことと思われます。
そういった方々の体験談等もとても役に立つものが多いと思われます。
本当はもっと必要なものはたくさんありますが、いざという時にそんな大荷物を持って動けません。
最低限これらがあればなんとか命を繋ぐことはできるでしょう。

今回の教訓にまとめましたが、災害が起こらないことが一番です。
それでも対策はしっかりしておきたいものです。
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