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転職エージェントって何?上手な活用法と選び方を人事のプロが徹底解説

仕事・転職

転職エージェントを利用しようと思っても実際にはたくさんありすぎてどこを利用したら良いのか分からなくなります。

私自身は採用関連の仕事を長年やっているのでおおよその業界マップは理解しておりますが、業界に馴染みが無い人だと分からないのも当然では無いでしょうか。

私自身もエージェントに依頼して転職活動を行った経験もありますが、私はエージェント歴というのはあまり関係が無いように感じました。

そこで、どうしたら良い転職エージェントに出会えるのか、どのように利用したら良いのかということについて徹底解説いたします。

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SHIN

1982年埼玉県生まれの38歳。現在は東京都に住んでおり5歳の娘と3歳の息子の二児の父親。

仕事の軸を「キャリアと教育」としており、採用のスペシャリスト。これまでに自社の社員採用や教育、そして転職エージェントとしての採用支援のキャリアを持っており、1000人以上の就職・転職支援を行う。

現在は社員採用に加え、営業推進やマーケティング業務などをやってます。
人事採用関連の経験や元転職エージェントとしての経験で培った転職情報、そして父親として学んだ子育て育児情報を中心に発信していきます。

記事の更新情報や日々の出来事はSNSで発信します。 フォローしてもらえるとうれしいです。

転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトは自分で自分で求人情報を検索し、自分で応募をします。

求人情報を手っ取り早く収集出来るとても便利なサイトです。

一方で転職エージェントを活用すると、自分で求人を検索するのではなくエージェントに伝えた自分の希望に近い求人を紹介してもらえます。

仕事をしていて忙しい日々を過ごしている方ですと、転職サイトで毎日求人情報を検索するのはかなり大変です。

転職エージェントを利用することにより、忙しい中でも効率良く転職活動を進めていく事が出来ます。

それ以外にも、自分とは違った観点からアドバイスをもらうこともできます。

  • 興味が無いと思っていた仕事も実は自分に合っているのでは無いか。
  • 今までのこの経験を活かせる仕事が実は他にもあった。
  • 聞いた事がない会社だけど実はとても魅力的な会社だった。

などなど、今まで気づかなかったことも知る事が出来ます。

また、

  • どうやったら書類選考が通過できるのか。
  • 面接対策はどうしたら良いのか。

というような相談にも応じてくれます。

そして、面接日程の調整や内定後の条件交渉も行ってもらえるため、転職素人でも安心して転職活動を行う事が出来ます。

担当制と分業制の違い

転職エージェントには「担当制」と「分業制」の二つに分ける事が出来ます。

担当制とは、一人のエージェントが企業と求職者の双方を担当しております。一方で分業制とは、企業担当と求職者担当が分かれて担当をしております。

どちらが良いというのではなく、どちらにも良い部分もあれば悪い部分も持っております。

担当制の場合、求職者は企業のことをよく知っている人の生の声を聞く事が出来るので情報の不一致が起こりにくくなります。

しかし、その担当者でないとその企業のことは分からないということも多く、担当者と合わないから変えてもらうというのは難しくなります。

担当者と合う合わないということや、担当者のレベルによってかなり左右されるところでもあります。

どちらかというと、中小企業の転職エージェントは担当制で行っているところがたくさんあります。

分業制の場合はかなりシステマチックなところがあるため、担当者と合わなくても他の担当でも同等の水準を保つ事が出来ます。

求職者は企業担当とやり取りをすることはほとんどなく、求職者担当とのやり取りが中心となります。

どちらかというと、大手企業の転職エージェントは分業制で行っているところがたくさんあります。

転職エージェントエージェントとの付き合い方で気をつけたいこと

まず一番勘違いしないで欲しいことは、転職エージェントに全てを任せてはいけないということです。

彼らもビジネスなので、上手いことを言って来ます。

全てを鵜呑みにするのではなく、必要な部分を上手く活用することを心がける必要があります。

そして、まずはお互いの信頼関係が大切です。

その信頼関係を築くためにもいくつか気をつけることろがあります。

求職者が求人に興味を持ったとしても、まずはエージェント内での選考が発生します。

その社内選考を通過しなければ企業へ書類が提示されることはありません。

最近は転職エージェントとの面談は対面ではなくWEB面談や電話面談という形を取るところもたくさんあります。

コロナの影響もあって仕方ない部分もありますが、信頼関係を築くためには対面で合うということもかなり重要です。

連絡や報告といったことはWEBや電話、メールなどの手段でも全く問題ありませんが、人と人とのコミュニケーションは対面に勝るものはありません。

対面で会った人の方が信頼できるということもあります。

そのため、出来るだけエージェントとの面談は対面で行うことをオススメします。

また、その後のやり取りもとても重要になります。

エージェントだからといって適当に対応していてはエージェントもあなたを大切にしてくれません。

レスポンスの速さや電話やメールの文面などの対応で良い印象を与える必要があります。

そして、自分の意思はしっかりと伝える必要があります。

遠慮してちゃんと伝えなければ希望に沿った転職活動が出来なくなります。

自分の意思を伝えるのとわがままを言うのは違います。言いたいことを何でもない言えば良いのではありません。

私はよくこの大前提を忘れてしまっている求職者が多いように思うのですが、転職エージェントに依頼する際に、費用は一切発生しません。エージェントは企業からフィーをもらうことによってビジネスが成り立っています。

この大前提を忘れてしまっている方が非常に多くおります。

そもそも求職者(依頼者)から費用を頂いていないのに丁寧なサービスを頂けるなんてサービスはこの世の中に他にはほとんどありません。

それなのにエージェントに対して色々と文句を言える神経が私には理解できません。

嫌なら利用しなければ良いだけの話です。印象の悪い人材を自分の大切なクライアントに紹介するような営業はおりません。

自分が自信を持って提案できる人材を提案したいと考えるものです。

まずはエージェントに気に入られることも大切なことです。

大手のエージェントと中小・ベンチャーのエージェントの違い

大手のエージェントはたくさんの社員を抱えています。そのため、たくさんの営業社員もおります。

つまり、求人を開拓する人がたくさんいるため、たくさんの求人を保有しております。

大手のエージェントに登録すればたくさんの求人を紹介してもらう事ができるでしょう。しかしその分、たくさんの求職者も登録しております。

そのため、ライバルがたくさんいるということにもなります。

一方で中小企業のエージェントは大手企業に比べて営業社員が少なく、保有している求人も少なくなります。紹介してもらえる求人が全くないということだってあります。

しかし、求人数が少ない事が悪いのではありません。

希少な優良企業との独自パイプを持っていたり、グループ会社の採用窓口を兼ねていたりもしますし、登録者も少ないためエージェント内の社内選考が通過しやすかったりもします。

よく中小企業だと担当者のレベルが低いと勘違いしている人もおりますが、これは大きな間違いです。

この業界はかなり独立がしやすい業界でもあります。

そのため、元々は大手にいたけど独立した人や、大手出身の人でも中小でもっと自由にやりたいという人がかなりたくさんおります。

また、人材業界の経験は浅くてもある業界で何十年も働いてきた方でその業界を知り尽くしている人や、業界内に太いパイプを持っている人もたくさんいます。

中小企業だからといって手厚いサービスが受けられないということは全くありません。

人事の目からみたエージェント活用法

転職エージェントに依頼して採用ができた場合、企業はエージェントに年収の35%ほどの費用を支払います。年収400万円ですと140万円。年収800万円ですと280万円もの費用がかかります。

転職エージェントに依頼して採用した場合、採用コストが大幅に増えてしまいます。しかし、採用に至るまで費用は一切かかりません。

一方で転職サイトに掲載した場合、安いサイトだと10万円以下で掲載出来るものもあります。転職サイトの場合は採用が出来ても出来なくても掲載費用がかかります。

つまり、リスクは減らす事が出来ます。

私の場合、転職エージェントに依頼するのは「採用が難しいポスト」で依頼する事がほとんどです。

採用しやすい事務職などは求人媒体に掲載すれば多数の応募者からエントリーを頂けます。そのため、転職サイトを利用して採用コストを下げて採用します。

しかし、ITエンジニアなど転職市場にあまりいなくて他の企業と取り合いになるようなポストに関してはエージェントに依頼します。

そして、どのエージェントに依頼しようかと考えた時、採用したい職種などによって依頼するエージェントを変えています。

あらゆるエージェントに依頼しても良いのですが、そうなるとこちらでも管理をするのが難しくなり、その都度基本契約書の締結や企業調査・反社チェックにかけるにも工数がかかってしまいます。

  • 大手が良いのか
  • 中小が良いのか
  • どの職種に特化しているのか
  • どの業界に特化しているのか
  • 語学ができる人材はいるのか
  • IT技術者はいるのか
  • 年収がどのくらいの層の利用者が多いのか

採用したいターゲットを抱えていたり、その層を熟知しているエージェントに依頼します。

その時によって常に選択出来るように私も常に情報集取集もしております。

また、私は昔から付き合いのある信頼出来るエージェントがおりますので、その方には常に依頼しております。こちらのニーズに合った人材をご紹介頂けるので、この方から紹介頂いた方は書類選考無しで必ず面接を実施します。

結局のところどんな転職エージェントが良いのか

転職エージェントは国内に数万社もあります。どこを選んだら良いのか分からなくなります。

まずは自分が魅力的だと感じる求人を保有しているエージェントに問い合わせてみるのが一番良いでしょう。エージェントが求人を掲載出来るエージェント専用のサイトがあります。

例えば、

  • エンミドルの転職
  • マイナビ転職エージェントサーチ
  • イーキャリアFA
  • 人材バンクネット

このあたりはとても有名なサイトです。ここで探してみるのが一番手っ取り早いでしょう。

そしていくつかのエージェントと話を聞いてみると、それぞれの違いも見えてくると思われます。

私自身もエージェントに依頼して転職活動を行った経験もありますが、私はエージェント歴というのはあまり関係が無いように感じました。

それよりも、その業界について詳しく知っている人や、企業との太いパイプを持っている人はとても頼りになりました。

もちろん、コミュニケーション能力がある人というのは大前提の条件です。ここでいうコミュニケーション能力とは「相手の話を聞く事が出来る力」のことです。

求職者の意図をしっかりと理解し、情報の横流しだけでなくロジカルに説明ができる人はとても信用できます。

人と人のことなので相性もありますが、信頼できるエージェントが見つかれば良い転職活動のパートナーになれるのでは無いでしょうか。

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