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職務経歴書とは何?誰でも簡単に書けるポイントと作成のコツ

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履歴書はみなさん知っていると思いますが、職務経歴書は新卒で就活をしていた時には聞いたことか無かったと思います。

中途採用では職務経歴書は必ず必要となります。

これまでにどんな仕事をやってきたのか、履歴書には書ききれない詳細な内容を記載するものです。

書類選考では履歴書と併せて職務経歴書の内容が重要な判断材料となります。

そうは言っても初めて書く人がいきなり作成するのは難しいもの。

そこで、職務経歴書に記載しなければならない基本的な内容から採用担当者が採用したくなる職務経歴書の書き方を紹介します。

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この記事を書いた人
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滝谷真也

1982年埼玉県生まれの41歳。現在は東京都在住。仕事の軸を「キャリアと教育」としており、採用のスペシャリスト。これまでに自社の社員採用や教育、そして転職エージェントとしての採用支援のキャリアを持っており、1000人以上の就職・転職支援を行う。

現在は社員採用に加え、営業推進やマーケティング業務などをやってます。
人事採用関連の経験や元転職エージェントとしての経験で培った転職情報を中心に発信していきます。

【経歴】
・理系大学卒業
・大手人材サービス会社での営業 3年
・人材サービスベンチャー企業での営業 3年
・大学職員(就職課)キャリアアドバイザー 3年
・現在は東証プライム上場企業グループの採用マネージャー(課長職) 10年

記事の更新情報や日々の出来事はSNSで発信します。 フォローしてもらえるとうれしいです。

職務経歴書の書き方の基本

職務経歴書はフリーフォーマットです。

特に指定がない限り、自由に作成できます。

その分、個性も出るので書類選考の判断材料としては十分なものになります。 

■パソコンで作成する

基本的には職務経歴書はパソコンで作成します。

パソコンスキルを見られていることも多々あります。 

印刷のことを考えた場合、Wordで作成するのが良いでしょう。

Excelで作る職務経歴書のフォーマットも存在しますが、そもそもExcelは表計算のたものソフトです。

文章を作るためのソフトではあまりません。Wordで作成する方が無難でしょう。

たまに市販の履歴書に同封してある職務経歴書を使って書いている方もいますが、あれはオススメしません。

書けるスペースが限られているため、アピール出来る量が少なくなってしまいます。

パソコンで作成しましょう。

■相手が読みやすいように工夫する

相手に読んでもらうための書類だということを忘れてはなりません。

そのため、どうやって書いたら伝わるか。

どうやって書いたら見やすいかということを意識してください。  

例えば、 

  • 枠を使って書く
  • 記号を上手く利用する
  • 文字の太さを変えて強弱をつける
  • 段落を変える

これだけでもかなり見やすい書類になります。 

■2〜3ページ以内で作成する 

読み手のことを考えると何ページもあるものはあまりよくありません。

最後まで読んでもらえないどころか、完結した書類を作成できない人だと思われてしまいます。

職務経歴書は基本的には2ページです。

多くても3ページまでです。 

伝えたいことがたくさんあるかもしれませんが、文章を上手くまとめることも能力です。

■専門用語を使わない

これは普段よく使っているため無意識になりがちですが、全く知らない人にも分かるように記載してください。 

営業、エンジニア、管理部門、役員。誰が職務経歴書を見るのか分かりません。 

業界用語や社内用語で記載されていて相手に伝わらないものなら書かない方が良いでしょう。

 ■和暦と西暦を整える

実は意外と多いのですが、和暦と西暦を混合して書いている方がおります。

読み手が和暦を西暦に変換する作業をしなければならなくなります。

読み手に考えさせる書類って失礼ですよね。 

更に言うと、履歴書と職務経歴書も全て統一させましょう。 

■数値を使って定量的な判断材料を示す

これは上級編になりますか、漠然とした内容よりも数値で示された方が判断しやすくなります。

営業なら売上や利益、受注件数など。 

事務職だからといって数値で表せないことはありません。

何社のクライアントを担当し、月に何件の請求書や見積対応をしていたのか。部や課の売上などなど。 

事務だから知らないのではなく、自分が働いている会社の売り上げや利益くらいは日頃からしっかりと把握しておく必要があります。

そして、定量的に自分自身を評価できることも大切な能力です。

たくさん採用をしている担当者なら数値を見れば能力が分かります。

職務経歴書にはどんなことを書いたら良いのか

ここまではざっくりと書き方についてを紹介しましたが、ここからは具体的に何を書いたら良いのかという話をします。 

職務経歴書では今までの仕事内容の詳細や会社の詳細などを細かく記載します。

  • 在籍期間
  • 会社の事業内容
  • 会社規模
  • 所属部署
  • 自身の役割
  • 職務内容 成果   
  • 自身のスキル
  • アピールポイント 

これらが書いてあれば必要事項としては十分です。

企業側は自分の会社との親和性を見ることが出来ます。

あとは内容の問題です。

とにかくアピール出来ることはアピールしましょう。

特にスキルやアピールポイントを最初に5つほど箇条書きにすると良いでしょう。

これを最後に書いている人がたくさんいますが、アピールしたいことは最初に書く。

その方がしっかり読んでもらえます。 

職務経歴書はラブレターです。

面接で話せば分かってもらえると思って書かずにいて書類選考で不採用になってしまったらもったいない話ですよね。

相手に「この人に会いたい」と思わせる書類を作成しましょう。

職務経歴書はフリーフォーマットです。

決まった形はありません。

職務経歴書の作成で自分のキャリアを振り返る

大学職員などの人気求人には1000人近くの応募者が殺到します。

その中で勝ち残らなければなりません。

せっかくの応募チャンスを活かすために、しっかりとした書類で挑みましょう。

また、転職する気がない人でも職務経歴書を作ってみると自分のキャリアを振り返る良い機会になります。

自分は何が出来ていて何が出来ないのか。

自分の能力が高いと思っている人も、職務経歴書を作ってみて客観的に自分を見てみたらあまり大した成果を出していないと感じることもあることでしょう。

職務経歴書を作ってみたら転職することをやめる人も出てきます。

自分のキャリアを振り返るという意味でも、職務経歴書を作ってみるととても面白いものです。

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