就職や転職をする際、ブラック企業に行きたいと思う人はほとんどいないと思います。しかし入っていみたら実はブラック企業だったという方も多いはず。もちろん事前に分かっていればそんな会社に入ることはないでしょう。
そして、少しでも条件の良い会社を選ぶと思います。私も人材紹介会社で営業として働いていた時、転職希望者からは「良い会社」に行きたいという相談は数多く頂きました。
しかし、「良い会社」とはどんな会社なのでしょうか。
そんな都合の良い会社など存在しない
ブラック企業に行きたくないのはよくわかります。

良い会社で働きたいです

じゃあ具体的にはどんな会社?

仕事が楽しくてら
やりがいがあって、
社会貢献度が高くて
休みがちゃんと取れて
お給料が良くて
残業が少なくて
社員が仲良くて風通しが良くて
言いたい意見を言える
そんな会社ですかね!

。。。ありませんよ。そんな会社。
もし本当にあるならあなたに紹介しないで私がその会社に転職してますよ。
実際にこんな会話を日常的に繰り広げられていました。
友達の話とかを聞いているとそう考えるようになってしまう人が多いのですが、隣の畑は良く見えるものなのです。実際にその友達も辛い思いをたくさんしていると思いますが、良い部分だけを話しているのでしょう。
会社という組織で働くなら何かを妥協しなければなりません。何を妥協するかがポイントです。
何を妥協して働くか
何があるとブラック企業だと思うか?と聞くとすぐにたくさん答えられる人は多いのですが、優良企業の定義というとあまりはっきりとした答えを言えない人がたくさんいます。
何を妥協して働くかを考えるにはまずはブラック企業について考えてみると良いでしょう。
ブラック企業とはどんな会社か
- 残業が多い
- 給料が安い
- 残業代が出ない
- 離職率が高い
- パワハラがある
- コンプライアンス違反をしている
- 反社会
もちろんこんな会社で働きたい人なんていないでしょう。
どうやって優良企業を見つければ良いのか
実はこの答えは簡単なものなのです
利益率の高い事業を営んでいる会社は優良企業である可能性が高い
なぜそうなのかということについて説明していきます。
利益率が高いということは、楽して稼げるということです。
つまり、同じ労力で多く稼げるということは、しっかり休みがあって残業が無くても高い給料が支払えるということになります。
そうなると人には心に余裕が生まれます。
すると仕事もプライベートも充実するようになり、人間関係も良くなります。
また、たくさん稼げるということは、新たな事業への投資も出来るようになるため、様々なビジネスチャンスもやって来ます。
そのため、仕事にもやりがいを感じられるようになります。つまり、仕事も楽しくなります。
求人票に書いてある休日日数や残業時間、給与などを見て判断するのでは無く、しっかりと事業内容やビジネスモデルを理解することが大切です。

そんなこと言われてもどうやって調べたらいいの?

分からないなら人に聞けばいいさ。学校のキャリアセンターに聞けばいいし、その業界に長くいる人なら分かるよ。ネットの情報に流されないようにね!

それ以外にも、社員数に対する売上高や利益率を同業他社や異業界で比較してみると面白い傾向が見えてくるよ。ブラック企業で働きたくないならそのくらいの努力はして自分で調べないとね。

そうだね。今後の自分の人生を決めるものだからしっかり調べるね。
それでもブラック企業に入ってしまった場合
実際は入ってみないと分からないところもたくさんあります。それでもブラック企業に入ってしまった場合は転職すれば良いだけです。そんな会社でいつまでも悩んでいたって仕方がないこと。
30年くらい前は転職が当たり前の時代ではありませんでしたが、この令和の時代に転職なんて普通のことです。
そんな悩んでいるくらいなら次を見つけてまたそこで頑張ったら良いだけの話です。
もちろんそれで何度も短期間に転職を繰り返していてはダメです。ブラック企業に入ってしまったとはいえ、そんな会社を選んでしまったのは自分の責任でもあります。自分に判断する力がなかったのです。
なので、同じ失敗を2度も繰り返さないようにするためにも、次の転職の時にはしっかりと調べましょう。
どうしてもブラック企業には就職したくない人向けに、ホワイト企業リストを作りました。参考にしてみてください。
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