サニックスがやばい？年収や残業＆休日などの働く環境の実態について

サニックスという会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、環境やエネルギーに関連する事業を行っている会社です。

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

実際にサニックスで働いていた人の生の声を多数聞いてきましたので、今回はそんなサニックスの実態について解説していきます。

どんな会社なのか

サニックスは環境やエネルギーに関連する事業を行っている会社です。

白アリ駆除などの「ホームサニテーション事業」、太陽光発電の販売を行う「太陽光発電事業」、ビルマンションのメンテナンスなどを行う「エスタブリッシュメント・サニテーション事業」、産業廃棄物の処理・リサイクルなどを行う「環境資源開発事業」などを中心に展開しています。

1975年長崎県佐世保市で白アリ駆除などの防虫・防腐を行う会社として創業し、その後福岡県に本社を移転しています。近年では世間からも関心の高い太陽光発電の販売の事業も中心になっています。

「財団法人サニックススポーツ振興財団」も設立し、高校サッカー国際大会のサニックス杯なども開催しています。

現在は東証プライムに上場する大企業です。

本社所在地	福岡県福岡市博多区博多駅東2-1-23　7F
本社電話番号	092-436-8874
創業	1975年4月
設立	1978年9月12日
資本金	140億4,183万円（2021年3月31日現在）
従業員	2,054人（2022年3月31日現在/連結）
売上高	509億3,600万円（2022年3月期/連結）
事業所	■本社／福岡市博多区博多駅東2-1-23 ■事業所／120カ所以上

働く環境などの実態

それではここからは、「サニックス」の実際の働く環境などについて解説していきます。

社風

サニックスの社風については「体育会系」という声が多く上がっていました。

クチコミサイトから挙げられていたコメントをまとめます。

営業会社なので体育会系

営業社員が多い会社のため、体育会系が強い社風です。営業の部門では怒鳴り声が飛び交うことがあるなど、営業会社ならではの雰囲気もあります。本社が福岡ということもあり、男性優位なところがあります。

また、中途の社員が増えてきたものの、長くからいる古株の社員が優遇されている実態があります。

一方で長らく体育会系であるものの、少しずつ時代の流れに合わせて変わってきている、という声もあり、今後少しずつ社風が変わる可能性はありそうです。

事業部ごとに独立していて交流がほとんどない

事業部ごとに別の事業を行っている企業のため、事業部が異なるとほとんど交流はない、というのが現状です。

「自部署ファースト」という意見もあり、自部署のことを中心に考えている社員が多いところがありますが、部署内では仲が良くコミュニケーションは取れているようです。

平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は10年となっています。

休日・残業

次に、休日や残業について解説していきます。

年間休日は少なめ

年間休日は110日となっており、他の企業よりは少なめとなっています。祝日は基本的には休みではありません。以前は100日以下だったそうで、少し改善されているようです。

年末年始とお盆は長めの休暇となっているものの、その分土曜日や祝日の出勤があり、必ずしも満足しているという社員ばかりではないようです。

また、有給休暇の取りやすさについても部署によって差があるようです。

営業は休日出勤がある

営業は売り上げが上がっていないと休日も出勤して仕事をする、という社員も多いようです。代休は取れる時もあるものの、月末は数字に追われ休める雰囲気もないという意見もありました。

また、5月の時期は白アリ駆除の仕事の依頼が多く、GWの休みは取れないこともあるようです。

残業時間も部署によって異なる

残業時間については部署によって異なります。部署によっては残業が多い部署もあります。始業開始が8：30～となっており、他の会社よりも始業が早めです。

リモートワークについても許可されている部署とそうではない部署があるそうです。

年収

20代：300万円～500万円
30代：350万円～650万円
40代：400万円～900万円

給料体系についても職種ごとに異なります。

営業職は歩合あり

営業職は固定給＋歩合という給料体系です。売り上げをしっかり上げている人は年収1000円に到達する社員もいるそうです。

ある程度基本給がしっかりあるため、インセンティブ頼りの給料体系になることもありません。基本的には数字ありき、実績重視で給料が決まっていきます。

基本的には実力主義

実力主義となっており、昇給や昇格については年２回の評価によって決定します。営業以外の事務職も評価制度があるため、その評価に基づいて昇給や昇格が決まります。

定期的な昇給があるわけではないため、給料を上げるにはしっかりと成果を出して昇給をする必要があります。

賞与は会社の業績連動

賞与については会社の業績連動で年2回の支給となっていますが、最近では会社の業績がよくないため、寸志程度の支給にとどまっているそうです。

【福利厚生】

福利厚生については大企業のため、ある程度のサービスは整えられています。ベネフィットステーションに加入しているため、映画の割引やホテルなどをお得に利用することができます。

また、九州に本社があるということもあり、ハウステンボスの保養所も利用が可能です。

住宅手当などはないため、満足している社員ばかりではないようです。福利厚生に関しては下記の通り採用情報に掲載されています。

・各種制度
通勤手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度

・各種制度
各種社会保険完備、退職金制度、財形貯蓄制度、育児休業制度、介護休業制度、慶弔見舞金、財形貯蓄制度、企業年金制度（確定拠出年金）、社員持株制度、慶弔見舞金、社員保養施設など

・休暇
週休2日制（休日は会社カレンダーによる）、年間有給休暇10日～20日（下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります）、年間休日日数110日

夏季休暇、年末年始休暇・特別休暇（慶弔、誕生日）、有給休暇ほか

【まとめ】

サニックスは営業がメインの営業会社ということもあり、体育会系の厳しさがあったり、休日出勤があったりという面が「やばい」と感じられるようです。

一方で環境やエネルギーという将来的に役立つ事業も展開しているためやりがいも持てる会社です。実力主義のため営業職であればしっかり稼ぐことも可能です。

興味がある方はチャレンジをしてみましょう。

【転職するには】

現在サニックスの中途採用については転職サイトdodaなどに掲載されています。

求人サイト経由での応募も良いですが、転職エージェントは求人サイトには掲載されていない非公開の求人も数多く取り扱っているので、転職のチャンスが広がります。

転職エージェントに相談してみることで、より良い条件での採用される可能性も出てくるため、積極的に利用してみましょう。