東京エレクトロンは激務でやばいって本当？ボーナスが多くて高い年収である理由や「厳しい」と言われる働く環境の実態

東京エレクトロンという会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、半導体製造装置を開発するメーカーとしてとも有名な会社です。

東京エレクトロンをネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか？何がそんなに「やばい」のでしょうか？

東京エレクトロンの働く環境について知りくないですか？

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

この記事では東京エレクトロンの社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」と言われる理由や口コミ＆評判について、実態を解説しています。

就職・転職に失敗したくない人は必見です。

どんな会社なのか

東京エレクトロンとは、半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ製造装置を開発しているメーカーです。

1951年に設立され、グループ会社も含めて国内外に34社、77の拠点を持っております。

従業員数も 11,828人 (連結) もいる東証プライムの日本を代表する企業です。

本社郵便番号	107-6325
本社所在地	東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
本社電話番号	0120-33-8128
創業	1963年（昭和38年）11月11日
設立	1963年11月11日
資本金	549億6,119万円円（2020年4月1日現在）
従業員	1,645人（単独） 14,079人（連結） （2020年4月1日時点）
売上高	1兆1,272億円（2020年3月期連結）
代表者	■東京エレクトロン(株)：代表取締役社長　河合 利樹 ■東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(株)： 　代表取締役社長　佐々木 貞夫 ■東京エレクトロン九州(株)：代表取締役社長　林　伸一  ■東京エレクトロン宮城(株)：代表取締役社長　児島 雅之 ■東京エレクトロンFE(株) ：代表取締役社長　赤池 昌二
事業所	本社および国内各拠点 ■国内：東京（赤坂・府中）、岩手、宮城、山梨、熊本、その他支社・営業所

働く環境などの実態について

それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます。

社風

とはいえ、社員は40歳以上の方がとても多くおり、若手が少なくなっております。

離職率も低い会社ですので、以前に大量採用していた時期の社員がそのまま残り、若手層が少なくなってしまっております。

また、東京エレクトロンは挑戦的な会社ではありますが、さすがに企業規模が大きいので、大企業にありがちな保守的な部分もかなり色濃く残っております。

トップダウンというような社風ではなく、現場のエンジニアの意見はかなり反映されている会社です。

東京エレクトロンは、国内だけでなく海外に広く事業を展開しているため、海外出張の機会もあります。

海外で働いてみたい方などにとっては、とても魅力的な環境ではないでしょうか。

半導体市場は、AIやIoTなどの加速によりにさらに拡大していくことが予想されます。そのため、東京エレクトロンはまだまだこれからも成長が続く会社と言っていいのではないでしょうか。

給与

年代別に見てみると、次のようになっております。

20代：400万円〜800万円
30代：800万円〜950万円
40代：950万円〜1200万円
50代：1200万円〜1300万円

役職別に見てみると、次のようになっております。 

主任：1050万円前後
係長：1200万円前後
課長：1600万円前後
部長：1800万円前後

そして、東京エレクトロンで特に注目するべき点は、 ボーナスの高さです。

2019年5月8日付けに東洋経済オンラインの記事で紹介された「2018年ボーナス支給額ランキング」では、東京エレクトロンが1位になりました。

そこで発表されたボーナス額は、2位のディスコ（同じく半導体製造装置メーカー）の482万円を大きく上回る546万円となっています。

休日・残業

東京エレクトロンの平均年収はも非常に高く、ボーナスの支給額も高いことので羨ましいと思う人も多いことと思われますが、働く環境としてはとても大変な会社です。

たくさん稼いでも、お金を使う時間もなかなかないので、ワークラーフバランスを実現するには難しいでしょう。

そして、なかでも技術職は特に激務だと言われております。

その理由は、世界でも４位となるくらいの会社ですから、作っている製品は素晴らしいものがあります。

高い技術力を求められるため、妥協は許されません。

それだけでも、働く環境がハードであることは予想ができることでしょう。

海外支店とのやり取りが必要となり時は、時差の関係もあり、就業時間が遅くまでになるということも頻繁に発生します。

給与は高いけれども、働く環境はかなり大変な職場であります。

また、リフレッシュ休暇制度というものもあり、１０年や１５年といった節目の年には１〜２週間ほどの休暇を取得することができます。

給与は高いけど働く環境はかなり大変な職場であります。

しかしそれでも近年は労働環境を改善させようと努力もしております。

• フレックスタイム制度の導入
• 新人事制度
• 新入社員研修
• 階層別研修
• 年次有給休暇の取得率向上
• リフレッシュ休暇制度
• 育児休業期間の延長
• 在宅勤務制度の導入

高年収に加え、働きやすい環境になればさらに人気の企業に なることは間違いないでしょう。

ちなにみ、新卒の初任給は下記の通りです。

基本給	博士了：　月給243,000円 修士了：　月給205,500円 学部卒：　月給190,300円 短大・高専本科卒：　月給165,100円 ※高専専攻科卒は学部卒に同じ。 ※基本給はグループ全社共通です。  ※入社日から6カ月間の試用期間がございます。 　基本給は上と同様です。試用期間あり固定残業制度なし
諸手当	・通勤手当 ・時間外勤務手当 ・地域手当（勤務地、独身寮制度の適用有無によって異なります。） 　　博士了：　13,000～95,000円 　　修士了：　13,000～84,000円 　　学部卒：　13,000～84,000円 　　短大・高専本科卒：　12,000～79,000円 ※高専専攻科卒は学部卒に同じ。
昇給	原則、年1回（7月）
賞与	原則、年2回（6月、12月）

転職するにはどうしたら良いか

東京エレクトロンは人気があるので何も対策をせずにエントリーしたらあっけなく落とされる可能性があります。

転職エージェントにはこれまでに採用支援を行った人のデータが蓄積されています。

• どんな人が採用されたのか
• どんな対策を行ったのか
• どんな人は不採用になったのか

1人で考えていても分からないことなので、積極的に転職エージェントに登録をしてまずは相談をしてみましょう。