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寝不足の時の仕事はみんなどうしてる?仕事中に眠い時の対策や乗り切る方法について解説

仕事の悩み・仕事術
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みなさん、毎日どれくらい睡眠できていますか?心身ともに健康を保てる睡眠は取れているでしょうか。

もし、仕事中に眠い時が多く、その原因が

  • 深夜遅くまでテレビを見ている
  • スマホを遅くまでいじっている
  • ゲームに夢中になっている
  • 連日飲み会続き、人と出かけて遅くなることが多い

など、自己管理の範囲の生活リズムの乱れから起きているのであれば、正直ヤバいといえます。

というのも、そもそも体調管理は、基本的に社会人として必要な自己管理でもあり、自己責任の話ですからね。

睡眠時間に関しては、生活リズム・サイクルの乱れ以外にも、

  • 家族構成(小さなお子さんがいる、介護が必要な人がいる)
  • 精神状態(精神的につらくて寝れない・寝ても起きる)
  • 病気がち(体調不良などを含む)で寝付けない

など、人それぞれ乱れてしまう原因があります。

致し方ない理由で睡眠時間が確保できないケースもありますが、もし毎日眠くてたまらない原因が、自己管理の範囲であれば、一般的な社会人としては致命的・自己管理がなっていないともいえるのではないでしょうか。

今回は寝不足の時の対処法について解説致します。

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この記事を書いた人
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滝谷真也

1982年埼玉県生まれの41歳。現在は東京都在住。仕事の軸を「キャリアと教育」としており、採用のスペシャリスト。これまでに自社の社員採用や教育、そして転職エージェントとしての採用支援のキャリアを持っており、1000人以上の就職・転職支援を行う。

現在は社員採用に加え、営業推進やマーケティング業務などをやってます。
人事採用関連の経験や元転職エージェントとしての経験で培った転職情報を中心に発信していきます。

【経歴】
・理系大学卒業
・大手人材サービス会社での営業 3年
・人材サービスベンチャー企業での営業 3年
・大学職員(就職課)キャリアアドバイザー 3年
・現在は東証プライム上場企業グループの採用マネージャー(課長職) 10年

記事の更新情報や日々の出来事はSNSで発信します。 フォローしてもらえるとうれしいです。

そもそも睡眠時間ってどのくらいが理想的?

しっかり脳も体も休めるには、最低でも6時間、できれば7,8時間取ることが理想といわれています。

ただし、これは、年齢や体調・個人によっても違いがあるので一概には断言できるものではありませんし、しっかり8時間寝たとしても、睡眠の質が悪ければ、いい睡眠ができているとはいえません。

ですが、健康的に元気に働くには栄養バランスのいい食事と質のいい睡眠は必要不可欠な要素です。

ちなみに、よく、「休みの日は寝だめするから大丈夫」なんてことをいう人がいますよね?

たしかに思う存分寝られるという特別感や贅沢感で満たされることはあるでしょうが、実際はそんなことをするよりも、日々の睡眠時間をしっかり確保する方が効果的であるという研究結果も出ています。

睡眠時間は貯蓄して、別の日のパワーチャージに回すことはできませんから、できるだけ、日々の睡眠を大事にしていくようにしましょう。

仮眠室を併設する会社も増えてきている理由

メディアでも紹介されることがありますが、最近、大手企業を中心に仮眠室や昼寝タイムを設ける企業が増えてきています。

これはやはり、睡眠が仕事効率にも関係するからなんですよね。

ただし、目的はあくまで仕事効率を上げるのに、昼の仮眠がいいからであって、決して日頃の不摂生や生活リズムの乱れがある人のための制度ではないので、「会社で寝られる!ラッキー!」という発想につなげないようにしてくださいね。

寝不足が引き起こすデメリットとは?

眠くてたまらない状態では、仕事をする気にもなれませんよね。

ボーっとして、心ここにあらずで就業時間中もつらくてたまらなくなってしまうでしょう。

若いうちは気合でなんとかできると思っていたとしても、寝不足から起こるデメリットって、仕事のみならず、精神的なデメリットもあるんですよ!

自身の信頼や心にまで影響が出ることを忘れてはいけません。

具体的なデメリットをいくつかご紹介しますね。

効率が悪くなりパフォーマンスが落ちる

寝不足の状態って、言うまでもなく頭がスッキリしなくてボーっとしていますから、効率的に考えたり、いつものように仕事量をこなせなくなってしまったりすることがあります。

そのせいで、残業になってしまい、また睡眠時間を確保できなくなっていては、負のサイクルの堂々巡りになってしまうのも当然のこと。

また、寝不足だと体にも力が入りませんからね。疲れやすくもなって、フットワークも悪くなり、大変非効率な1日を過ごすことになります。

集中できなくなりミスをしてしまう

脳がしっかり起きていない状態で仕事をするわけですから、集中力が落ちてしまい、普段ならしないようなケアレスミスをしてしまうこともありますし、記憶が曖昧になってしまったり、やらないといけないことをうっかり忘れてしまったり…と、さまざまなトラブの引き金になってしまいます。

期日を忘れていた、お客さんとの約束に遅れてしまったなど、致命的な失敗にもつながることもあり、自身の首をしめる結果になってしまうのは必至です。

慢性化すると仕事自体にやる気がなくなる

毎日眠い状態で仕事をしている人は、その状態が慢性化することにより、やる気自体をなくしてしまうことがあります。

眠い状態って、精神的にもいい状態ではありませんし、そんなつらい状態で仕事をしていること自体にストレスを感じてしまうことでしょう。

眠いというだけで心の余裕がなくなってしまうこともありますし、眠くてやる気が出ない日々を過ごしていたら、仕事=つらいという認識になる可能性もありますしね。

「眠い=やる気が出ない=仕事の楽しさがわからない・つまらない」という、よくないサイクルが完成してしまうと、なんのために働いているのかもわからなくなってしまいますし、決して心と体にいい過ごし方をしているとはいえません。

公私のバランスが崩れていくことで、心まで不調が出てくることもありますし、睡眠がとれていないことで体調を崩すこともあるのですから。

あくびや「眠い…」などの言動で信頼ガタ落ち

あくびって、意識に出てしまうもので、いくら我慢しているつもりでも、ふとした時に出てしまうことがあります。

また、人によっては口癖のように「あー眠い…」なんて台詞を、仕事中にもかかわらず言ってしまう人もいまして…。

「本人が気にするほど、人って他人の言動なんて見ていない」なんてよくいいますが、こういったネガティブなことは別なんですよ!案外、あくびやネガティブ発言って会社では見られています!

たとえば、どうせ誰も見ていないだろうと油断して、あくびをしてしまっていたとしましょう。…それ、案外、同僚や上司は見ています。

そして、仕事中にあくびをしてしまうような自己管理ができていない人というレッテルを貼られてしまうことがあるのは否めません。

また「眠い~」なんてついつい口にしてしまったとしても、それを聞いた同僚からしてみれば「そんなの知らないよ」って話ですよね。

そういったことが増えていくと、「あの人あくびばっかしてるよね」「眠いだの疲れただの毎日言ってて嫌になっちゃう…」と、自身の信頼にも関係してきますし、周りの同僚たちにも不快な思いをさせてしまうこともあります。

こういうネガティブな印象って、一度ついてしまうと簡単に消すことはできませんし、そういう人という評価をされてしまう危険もあるので、注意しなければなりません。

寝不足で休むのって社会人としてあり?なし?

寝不足なあまり、具合が悪かったり、仕事に身が入らなかったりするのであれば、休むのもひとつの手です。

人によっては、寝不足でただただ眠い・集中できないというような症状以外にも、頭痛が出たり、具合が悪くなったりという、体内リズムや免疫レベルのトラブルを抱えることもありますからね。

だからといって、カフェインの強い覚醒作用のあるドリンク剤などに頼りすぎるのも問題です。以前、ありましたよね、そんな事件が…。

また、仕事中にミスをたり、集中できなくなって効率が悪くなったり、自身の問題のみならず会社や同僚、顧客にまでも影響してしまう可能性があるのであれば、言葉は悪くなりますが、無理して出勤した結果、迷惑をかけてしまうこともあります。

出勤している以上、最低限のことはやってくれという思いがあるのは当たり前ですしね。本人もしんどい、会社(同僚)にも迷惑をかけてしまいそうなのであれば、対策として、休みをとるというのも必要な選択肢といえるでしょう。

休むにしても伝え方・休む理由には注意が必要!

休む選択肢もありとはお伝えしましたが、無論、バカ正直に「眠いから休みます!」なんて言っていいわけではありません。

突然の当日のお休みになる場合は、それなりの理由(体調不良など)が必要です。

また、毎度毎度眠い度に休むなんてことはできません。

あくまでこれは眠い時の臨時の対策であって、常習的に使える手段ではありませんので、癖になってしまわないように注意してくださいね。

丸1日休むわけではなく半休という選択肢も!

眠いからという理由で休むのははばかられる…眠いけど今日中にやらないといけないというケースもありますよね。

そんな場合には、半日だけ休むという選択もありです。あるいは、遅刻するという選択肢もひとつ。

ただし、この場合も寝坊したから遅れます、眠いから半休とりますというわけにはいきませんから、腹痛や頭痛などを理由にして、良くなってから出社するような理由にはしてくださいね。

寝不足でもその日の仕事を乗り切る方法

これまでにも触れてきたように、毎日眠いという状態は決していいことではありませんし、原則としては、生活リズムや食生活を見直し、睡眠不足にならないような生活を送るのが大前提なのですが、どうしても仕事中に眠くなることもあるものです。

年齢や体調の影響もあるとはいえ、とりあえずその日はどうにかして乗り切らないといけませんからね。そんな時にできる対策についても少しご紹介してきます。

昼休みの時間に仮眠をとりましょう!

先ほど仮眠室を設けている会社も増えてきたという説明をしましたが、仮眠室がない会社だからといって、諦めないでください。

お昼休みの時間などに、デスクで少し寝るだけでも、脳はしっかり休まるものです。

完全に寝落ちまでする必要はなく、目を閉じてじっとしているだけでも、十分効果はあります。

眠くてたまらない日は、休憩時間を仮眠に充てるようにするだけでも頭はスッキリできるので、試してみてくださいね。

適度にカフェインを摂取しましょう!

あまりに刺激が強いカフェイン飲料を、日頃から大量摂取するのはおすすめできませんが、適度な目覚ましとしてカフェインを取り入れるのも対策のひとつです。

カフェインには覚醒作用があります。

コーヒーや緑茶、紅茶などはカフェインを含む飲料ですので、過剰摂取にならない程度に、適宜摂取するとよいでしょう。ただし、カフェインの作用が切れてしまうと、疲労感や集中力の低下を招いてしまうことがあります。

また、人によって(体質によって)は、カフェインの覚醒作用がきつめに出る場合もあるので、摂取する時間帯には注意が必要です。

カフェインに対する反応が強い方が、夕方にカフェインを摂取すると、深夜まで寝付けないなんてこともありますからね。

なお、利尿作用もあるため、長時間の会議や遠方への移動がある場合には、たくさんカフェインを摂取しすぎないようにすることもお忘れなく!

顔や目の周りを冷やす

メイクをしている女性の場合は難しいかもしれませんが、

  • 濡れたタオルで顔を冷やす
  • 冷たいペットボトルを顔や目のあたりに当てる
  • 顔を洗う

なども眠気覚ましには有効な対策です。

オフィス内の快適な気温が眠気を誘うこともあるので、少し冷たさを感じて目をスッキリさせるのもあり。濡れたタオルを瞼の上にあてて、しばらく冷やしてみましょう。

ドライアイや疲れ目などの場合は温めた方がいい場合もありますが、眠い場合に関しては、冷やして脳を活性化させるのがおすすめです。

少し体を動かそう!ストレッチが効果的!

デスクワークなどで、パソコンをじっと見つめていると眠くてたまらなくなってしまうことがありますので、定期的にストレッチなどをして体を動かすようにしてみるのもありです。

特にストレッチの場合は、肩こりなどの対策にもなりますしね。筋肉を適度に動かすことで、体を目覚めさせるだけでも、幾分、眠さが軽減できていいリフレッシュにもなるものですよ。

眠気を抑える手のツボを刺激する!

手のひらのちょうど真ん中あたり(拳を作った時に中指が触れる辺り)に「労宮(ろうきゅう)」というツボがあります。

そのツボを、逆の手の親指などでギューっと押すようにしてみましょう。

このツボには、疲れを癒す効果や、自律神経の乱れを整える効果もあります。痛すぎない、イタ気持ちいい程度に10秒ほど押しては放すというのを数回繰り返すだけで、疲労感が軽減できるのでお試しあれ!

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