働く理由って実際のところどうなの?お金以外のために働く理由や働く理由を見つける方法

そもそも…なぜみんな働くの？義務？生きるため？

ふと…「なんでみんな働いているんだろう…」と考えたことはありませんか？

• みんな働いてるから当たり前
• 税金もかかるし、生きていく上でお金は必要なので、働くのは仕方ない
• 国民の義務だよね…
• なんとなく…

など、さまざまな意見があるのではないでしょうか。

でも…生きるためには仕方ないことという考え方で働いている・お金が必要だから嫌でも仕方ないという諦めの感覚で働いているのであれば、働くことがとてつもないストレスになってきます。

まして、日本の経済状況からすると、税金を取られる一方で、自分が年金世代になる頃にはどうなっているのかもわかりませんし、ただでさえ物価や消費税も上がる一方です。

お金のため、生きるためという発想だけで働いていると、ただのロボットになってしまいそうですし、虚しくもなってきてしまいますよね。

あなたは今、なんのために働いていますか？仕事ってあなたにとってなんですか？少し考えてみましょう。

大前提として生きるにはお金が必要！お金のために働く

生きるためにはお金が必要です。自給自足だけで賄うのは限界がありますしね。

つまり、生きるためにお金が必要だから働くというのは大前提。

相当な資産家でもなければ…。

贅沢する必要はないとはいえ、お金があってこそ、精神的にも満たされることはあり、お金があるからこそ、生活が充実する面もあるんですよね。

たとえば、高速道路を使用するのはお金で時間を買っているようなものですし、趣味をしようにも、友達・家族とリフレッシュしようにもお金が必要なこともあります。

でも、働く目的が生きるためだけの理由になってしまうと、常にお金に追われて精神的にしんどくなってきませんか？

もし、「仕事は生きるため・お金を得るための我慢料」という発想があるのであれば、もう少し人生を潤す働き方の発想を持つ方が楽しくなるかもしれませんよ？！

「お金のため」以外の働く理由が欲しい！

角度を変えて考えてみて欲しいのですが、会社はあなたの大事な人生・時間を買っているようなものですよね？

たとえばあなたの年収が350万円だったとしましょう。会社はあなたの時間と労力を年間350万円で買っているということ。

自分の人生を買われていると思ったら、人生の時間を会社に安売りしている（安く見られている）気がして嫌気がさしてしまうのではないでしょうか？

だからこそ、お金以外の働く理由を持っていて欲しいのです。

お金以外の理由があった方が…どうせだったら楽しんだ方が…という、お金以外の働く動機があれば、働き方も変わってきますし、仕事に対する考え方や好ストレスも軽減されますからね。

お金のために働くメリットもある

お金のために働くって虚しく感じる面もありますが、メリットもゼロではありません。

• ドライに働けるので割り切れる
• 嫌なことがあってもそんなもんだと受け流す余裕ができる
• とりあえず安定した生活、ある程度の生活はできる
• 自分の価値を感じられる
• お金があればプライベートも満喫できる

などがあります。

ただ、ひとつ注意したいのは給料がいいというだけで仕事を選ぶこと。お金がよければそれでいい…とは簡単には割り切れないものですからね。

お金のために働くデメリットもある

お金のために働くのはデメリットももちろんあります。

• 日々の仕事に流されて惰性で時間を過ごしてしまう
• 頑張っても報われない仕事なのに切り離せない
• やりがいや楽しさを見つけられなくなりつまらない毎日を過ごす
• やりたいことがあっても挑戦できない
• いやいややっている状態なので心のバランスを崩しやすい
• 理不尽なことでも我慢した結果、覇気をなくす
• 受け身な働き方しかできない

など、人生という長い目線で見ると、引き返せない後悔をする可能性すらあるのです。

お金のため以外の働く理由を見つける方法

働く・仕事にお金以外の理由や目的がないと、どんな仕事に就いたとしても、ストレスにしかなりません。

• やりがいがある
• 好きなことを仕事にできている
• 自分の成長を感じられる
• 学ぶことがある
• 役に立っている実感がある
• 夢への通過点

などプラス要素になる働く理由があれば、幾分モチベーションも変わってくるはずです。

漠然と意味もなく働くのではなく、人生を豊かにする「働く理由」の見つけ方について考えてみましょう！

人のためになるからこそ今の仕事がある！

そもそも、必要とされているから対価が発生していて、必要としている人がいるから、仕事が成り立っているという考え方をしてみれば、自分がやることで誰かが助かっているということが理解できますよね。

自分のためだけではなく、誰かを喜ばせるために自分の仕事があると思ったら、漠然と働くよりも気持ちよく働けるのではないでしょうか？

人生の暇つぶしに給料がついてくるだけ！

仕事をしていると「長期休暇が欲しい」「なんもしない生活したい」なんて考えることってありませんか？

しかし、実際になんもしない生活になってみると、数か月で飽きます！それに仕事をしているからこそ得ていたものにも気づくものです。

しかも、働いているからこそ、健康維持・老化防止になっていることもありますしね。

案外、暇つぶししてお金もらえてるなんて、むしろ儲けもん！くらいに考えてみると、肩の力も抜けて楽しくなりませんか？

仕事で将来につながる経験を積んでいる！

人生って面白いもので、これまでに培ってきた点と点が、知らぬ間に繋がって線になり、自分のやり方や自分らしさに繋がってくることがあります。

きれいごとではなく、無駄な経験はありませんからね。

また、夢がある人ややりたいこと・なりたい自分の姿がある場合であっても、働いているからこそ学べることもあります。

今やっていることは将来無駄になることはなく、やっているからこそ得るものがあると考えて仕事をしていれば、もし今、仕事に負の感情を抱いていたとしても、その気持ちがあるからこそ将来に活かせる考えややり方が見えてくることはあるのです。

そういう前向きな学びとして働いていると、わくわくしながら働けるのではないでしょうか？

社会貢献しているという意識を持つ

漠然と自分のため・生きるために働いていると、味気なくなってしまいますが、自分が働くことで社会、ひいては日本の経済に貢献しているという発想をしてみましょう。

普段の生活ではそこまで意識しないかもしれませんし、壮大なテーマに感じる方もいるかもしれませんが、働くということは日本の経済を回すという意味もあります。

こういう働き方をしていると、政治にも興味が持てて、生き方すら変わってくることも！

達成感を感じる目標を持つ！

今の仕事にやりがいを持つためにも、達成感を感じるように工夫をしてみましょう。

働く一番ポジティブな理由はなんといっても、楽しいと思えていることです。

自分が楽しくてやっていることに、お金がついてきているという発想ができるようになれば、飽きたり嫌になったりしても、「じゃあ、どうしたら楽しくできるだろうか？」という考え方になってくるはずですよ！

「ありがとう」と言われる・喜ばれることを楽しむ

お金のために仕事をしていたとしても、仕事だからやって当然と思っていたとしても、不意に人から「ありがとう」と言われることってありませんか？

そういった人からの感謝や人の喜ぶ姿を大事にしてみてください。（社内環境によってはこういった経験が少ない人もいるかもしれませんが…）

自分がやったことで喜んでくれる人がいるということは、モチベーションに繋がりますからね！

ただし、これは承認欲求とは少し異なり、認められたいからやるという話ではありません。

人に期待して、自分の価値に感謝してくれという気持ちで働いていたら、きっと思うようにならない現実に押しつぶされる日がきますから…。

お金以外の喜びを仕事に増やすことで、働く理由はもっと素晴らしいものになってきますよ！