新卒で入社したらその会社に定年まで働き続ける。
昭和の時代はそれが当然のようになっておりましたが、現代では転職をしたことがないまま人生を終える人はほとんどいなくなってきております。
仕事をするということに対する価値観も変わってきており、企業側にとっても雇用する環境は変わってきております。
そんな働き方が変化する中において、働き方には「ジョブ型雇用」と「メンバーシップ型雇用」というものがあります。
今回はそれらがどういったものなのか、働き方が今後どのように変わっていくのかということについて解説していきます。

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そもそもジョブ型雇用ってなに?
採用を考えているポジション・必要としている人材やスキルの枠を最初からしぼって、その職務内容に見合う人を採用するシステムのことを言います。
海外ではこの雇用の仕方をする国が多く、“仕事に見合う人を就ける”イメージです。
要は「こういうことをできる人を募集していま~す!」という条件で採用活動・雇用契約をするということ。

おそらく、中途採用のケースをイメージしたらわかりやすくなるのではないでしょうか?
中途採用を検討する際、「このポジションに欠員が出たから、このポジションの仕事内容を出来る人が欲しい」「こういうことができる人が必要」という思いがあり、前もって何をどういう条件でやって欲しいと企業から提示される場合が多く、企業が今まさに必要な人材を募集していますよね。
これと同じ原理で、最初から「こういうことをやってくれる人」という明確な条件を前提に募集しているため、仕事と人のミスマッチを減らし、企業側の採用のコスト削減も狙えるのです。
そもそもメンバーシップ型雇用ってなに?
メンバーシップ型雇用は、とりあえず人を採用し雇用契約をした後に、配属先などを決める方法のこと。
“人が仕事に割り振られる”イメージですね。
戦後の日本が取り入れている人員採用・雇用方法形態なので、言葉は知らずとも、みなさんにも馴染みがあるのではないでしょうか?

新卒の頃って、みんなで集団で入社して、みんなで新人研修やOJTを受けて、ある時配属先が決まってという流れですよね。
どこに配属されるかはわからないとはいえ、会社が社員を育てていくような流れで、勤続年数や配置・役割(役職)などで昇給していきますよね。
いわゆる終身雇用タイプで、以前の日本企業は「社員はみな家族」といった風潮がありましたが、この説明で納得いくのではないでしょうか?
ただし、メンバーシップ型雇用の場合には、それゆえに企業とのミスマッチが起こる可能性もあります。
ジョブ型雇用のメリット・デメリットとは?
最近では在宅ワークを取り入れる企業も増えてきていることもあり、ジョブ型雇用を導入する企業も増加傾向にあります。
ジョブ型雇用の方が評価もしやすいですしね。
イメージとしては超アメリカ型なこのジョブ型雇用システム(個人の能力と契約する感じですね)。
採用する企業が増えているということはメリットがあるということですが、もちろんデメリットもあります。
このシステムの具体的なメリット・デメリットを考えてみましょう。
ジョブ型雇用のメリットは適材適所で無駄の削減
メリットはなんといっても、企業の要望に応じた人材の確保ができるため、即戦力として仕事の成果や効率アップが期待できることと、望む人材ゆえに仕事と人のミスマッチが激減する点です。
また、雇われる方にとっても、自分の能力を活かせる前提であったり、事前に雇用条件も明確になっていたりすることから、やってみたら話が違った・契約外のことをやらされたという理不尽な思いをすることがなくなります。
お互いに必要な条件が噛み合っている上での雇用のため、企業としても気兼ねなく評価できますし、被雇用者側も何を求められているのかもわかりやすく、これまでの経験を活かせるということもメリットといえるでしょう。
「こういうことができる人が欲しい」という雇用主と「こういうことできます!」という被雇用者の雇用契約なので、双方の意見が合致する前提となり、就業後の双方の無駄なフラストレーションを抱えることも激減します。
ジョブ型雇用のデメリットは契約ゆえの縛り
お伝えしたように、最初にこれをやってくれる人という条件て採用するシステムですから、雇用スタッフに契約外のことを依頼しにくい制限ができてしまいます。
また、そもそもそういった契約の条件をつける以上、欠員が出ると痛手を被る可能性もありますし、その上その条件が細かくなると応募してくる人自体も絶対的に減ります。
新卒などからしたら、求められるスキルの壁が高いため応募しにくいのですよね。
つまり、若手育成ができず、将来的な人員不足になることも懸念事項といえます。
メンバーシップ型雇用のメリット・デメリットとは?
これまで日本企業の多くが採用していたメンバーシップ型雇用にも、もちろんメリットがある反面、デメリットもあります。
戦後の大半の日本企業がメンバーシップ型雇用をしてきたとはいえ、徐々にジョブ型雇用をする形態に変える企業が増えつつあるわけですから、それぞれのメリットとデメリットを天秤にかけた結果といえるのでしょうが…メンバーシップ型雇用についても、詳しくみてみます!
メンバーシップ型雇用のメリットは一括雇用と多様性
最初に一気に集団で募集・採用するため、採用活動に関するコストや手間をまとめられることと、入社以降に社員の割り振りを決めるため、欠員などが出た時に配属部署の調整なども可能なことがメリットです。
また、異動などを行うことにより、就業を通してオールラウンダー(≒ジェネラリスト)として育てていけるということもあります。
流動的な配置(異なる部署の経験)により、個々の社内的な経験値を上げられるのですね!
また、長期的な雇用(終身雇用)という前提であるため、被雇用者も安心して働けるでしょうし、ある意味では安定収入も確保できることになります。
さらに、一括雇用となると同期ができることでしょう。同期がいるというだけで社員の結束ができることもありますし、社内全体として「みんなで成長していこう」というスタンスができやすいこともあり、この結束や仲間意識が成果に繋がることもあるため、企業にとってもメリットといえますね。
メンバーシップ型雇用のデメリットはスペシャリストが育たず離職しやすい
異動や転勤があることや、どこの配属になるかわからない手前ミスマッチも起こりやすいため、強みがある人・スペシャリストが育てられないことや、人に仕事を割り振るという構造から辞めてしまう可能性も高いことはデメリットですよね。
また、その雇用故に年功序列になりやすく、能力があっても役職などに就きにくく、離職してしまうこともあります。
さらに、企業としては望ましくない人員であっても、雇い続けていかないといけなくなることも…。
企業にとって1番のコストは人件費です。
辞める人が増える=人件費が下がるように見えますが、よく考えるとその退職者を採用するところから、辞める日までに費やした費用や時間を考えると、相当な負担になりますよね。
また、非正規雇用労働者で賄おうとしても、経験値のある非正規の人の方が仕事ができるのに、社員より給与が低いというフラストレーションが生まれ、またも離れていってしまう可能性も…。
終身雇用を謳って長期雇用を前提にしているわりに、できる人が去りやすいというのは、企業としては致命傷になりかねません。
比較から見る終身雇用…今後どうなる…?すでに崩壊?!
今の時代、転職の一度や二度は当たり前になってきています。
無論、少子化ということもあり、市場としても被雇用者の方が売り手市場化しつつある中、企業としてはいかに即戦力になる人を確保するかを優先する傾向があるのは事実です。
まして今は働き方も豊富にありますよね?正社員にこだわらずとも、副業の道もありますし、派遣などのスタイルを望む人もいます。
それに、今はすでに退職金もない企業も増える一方。
そうなってくると、終身雇用前提であるメンバーシップ型雇用に対するメリットを感じない人も増えますし、むしろ、自分のやりたいことをできる環境で、納得のいく契約で働きたい人が増えるのも当然ではないでしょうか?
アメリカの映画やドラマを見ていると、仕事=実力主義というのがわかるでしょうが、「契約とイコールな働きをする、それで契約通りの報酬をもらう」、雇用主と被雇用者がwin-winの関係であることが、今の時代には理想的なような気もしますね。
人が企業を選ぶ・企業が人を選ぶ働き方の時代
やりたくもない仕事で嫌々仕事をして、なんとなくお給料をもらって…というよりも、求められることが明確で、それはこなす反面それ以上のことは求められない。

そんな風潮が今の経済には見合っているのではないでしょうか?
長期雇用の安定を求めるのか、明確な条件で与えられたことをしっかりこなしていくのか、これは人によって価値観は違うのでどちらが良いか断言はできませんが、復業(パラレルワーク)も増えてきている時代です。
反面、年々、物価の上昇もとまりませんし、世界情勢や疫病による企業の利益の出し方に対する考え方も変化します。
法人税の税率は減税傾向にあるとはいえ、それだけ企業に終身雇用を継続する体力がなくなっていきているともいえるのではないでしょうか?
終身雇用のメリットが被雇用者にとってなくなってきた今、好きな仕事(求められる能力とやりたいことが合致している状態)で複数契約して、稼ぐスタイルもありますよ!

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