ディップ株式会社がやばい？就職難易度や離職率は？年収や残業＆休日などの働く環境の実態について解説

ディップ株式会社という会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、求人サイト・バイトルや派遣サイト・はたらこネットなどの運営やDX事業を行っている企業です としてとても有名な会社です。

ディップ株式会社をネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか？何がそんなに「やばい」のでしょうか？

ディップ株式会社の働く環境について知りくないですか？

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

この記事ではディップ株式会社の社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」と言われる理由や口コミ＆評判について、実態を解説しています。

就職・転職に失敗したくない人は必見です。

どんな会社なのか

ディップ株式会社は1997年に設立された、求人サイトの運営やDX事業を行っている企業です。

設立当初、業界初のWebに特化した求人サイトを立ち上げ、動画情報サービスなど革新的なサイトを作り上げてきました。

現在では「はたらこねっと」（派遣、社員など向け）、「バイトル」（アルバイト向け）という求人サイトを主力とし、派生した「ナースではたらこ」「バイトルNEXT」など複数のメディアを運営しています。

現在では東京・関東を中心に札幌・東北・東海・関西・中国・九州と全国に拠点を広げています。

近年ではDX事業も推進しています。

現在は企業の採用支援のための「コボット」というシステムの開発を進めており、ITの力でより効率性の高い人材獲得のサポートにつなげています。

本社所在地	東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
本社電話番号	03-5114-1177
設立	1997年3月14日
資本金	10億8,500万円（2022年2月末時点）
従業員数	2,356名（2022年4月1日時点の正社員）
売上高	395億円（2022年2月期）
勤務地	■東京都内 東京本社、新宿、渋谷、デジレバ、池袋、新橋、北千住、立川、町田 ■関東地方 横浜、川崎、湘南、熊谷、大宮、千葉、船橋、柏、高崎、つくば、宇都宮 ■北海道地方 札幌 ■東北地方 仙台 ■東海地方 名古屋、金山、豊橋、岐阜、静岡 ■関西地方 大阪、京都、難波、神戸、京橋、堺 ■中国地方 広島 ■九州地方 福岡、小倉

働く環境などの実態

それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます

社風

上場している大企業ですが、社風は実力主義で若手でも活躍できる雰囲気があります。

社員同士も仲が良く、先輩や上司も面倒見がよく相談をしやすい会社です。

営業はとにかく数字ありきなので、目標数字を追いかけることが求められます。

実力があれば若くても昇進することが可能で、入社3年半で課長になった実績もあり、年齢や性別、国籍など関係なく活躍が可能な環境です。

会社の理念を会議などで共有する場面が多いため、企業理念に共感できるかどうかは重要と言えるでしょう。

一方で営業は数字が強く求められます。若手は新規開拓がメインのため、とにかく1日中テレアポをしまくる、ということもあります。数字のプレッシャーも強いため、メンタルの強さが求められます。

また、他社員との相対評価で昇給や昇格なども決まるシステムであることや、新卒社員を数百人単位で採用しているためある程度上のポジションは埋まってきていることから、先のキャリアビジョンが見えず退職を決意する、という声もあります。

平均年齢は30.2歳、平均勤続年数は5.5年となっており、短期間で退職をしている社員も多いのが現状です。

副業も申請すれば可能で、活動している方も増えています。

休日・残業

営業はお客様の終業後に商談があることもあり、場合によっては21時や22時に終わる日もあるようです。

社用携帯が貸与されるため、就業時間後や休日に連絡が来ることもありますが、対応するかどうかは社員ごとに判断が任されいます。

休日出勤をする機会は少なく、有給休暇も取りやすく休みはしっかり取れる会社です。

＜求人票に掲載されている休日＞
完全週休2日制（土日・祝祭日）※年間休日120日以上
夏季・年末年始、年次有給休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休業、介護休業、ボランティア休暇、アニバーサリー・ファミリー休暇

給与

20代：350万円～500万円
30代：350万円～800万円
40代：400万円～820万円

実力主義なので、出した成績に応じて給料が反映されます。

特に営業は達成した数字によってインセンティブ獲得ができます。実力がある営業は月10万円のインセンティブ獲得する社員もいます。

インセンティブについては複数種類が設けられていますが、最近では新商品に対する比重が高くなってきています。新商品の実績によって評価が変わることもあるそうです。

半年に１回に査定があり、それにより等級が変わり給料にも反映されている仕組みです。

年2回昇格のチャンスがあり、個人の売上やメディアの売上が反映しています。

営業職はインセンティブ制度が充実しており給料も高めに設定されていますが、一方でそれ以外のクリエイティブやエンジニア職などはインセンティブ制度もなく昇給額も少ないため「営業職のみを優遇している」と不満の声もあります。

退職金に関しては4年以上継続して勤務した社員に対して株で退職金が支払われるシステムがあります。（ESOP）

福利厚生に関しては下記の通り採用情報に掲載されています。

・各種手当
■首都圏フレッシャーズ手当：首都圏に配属された新卒社員に対して1～3年目まで手当が支給される仕組みがあります。
入社1年目30,000円、入社2年目20,000円、入社3年目10,000円 （世帯主の場合）
※世帯主でない場合の首都圏フレッシャーズ手当は、入社1年目10,000円の支給となります。

■インセンティブ制度
〇月間目標達成・ハイアップ達成・表彰報奨金（MVP賞、VP賞、敢闘賞、新人賞）
〇クオーター（3か月）目標達成・ハイアップ達成・表彰報奨金（MVP賞、VP賞、敢闘賞、新人賞）
〇通期表彰報奨金（MVP賞、VP賞、敢闘賞、新人賞、優秀組織賞、優秀事業部長・部長・課長賞、dip賞）

・各種制度

社会保険完備、出産・育児支援制度(育児休業制度/配偶者出産休暇制度/育児短時間勤務制度/子の看護休暇制度)、フレキシブルワーク制度、退職金制度（株式付与制度）、社員持株会、財形貯蓄制度、確定拠出年金(DC)制度、RS(譲渡制限株式)、各種表彰制度、報奨旅行、永年勤続表彰、複線型キャリア制度、社内コミュニケーション費制度、同好会活動制度、定期健康診断、マッサージルーム完備、各種健保組合施設の利用（保養施設・スポーツ施設等）、フレックスタイム制、テレワーク制度

【まとめ】

ディップ株式会社は職種によっては残業も多く、数字がかなり求められる企業のため「やばい」と感じる社員も多いかもしれません。

2020年度の離職率は11%ですが、人材業界はとても離職率が高いので、その中では比較的低いと言っても良いでしょう。しかし、一般的に見るとそこそこ高い方です。

さらに年俸制のため、賞与の金額が少なかったり、営業職以外の職種の社員は待遇がそこまでよくないという不満も上がっています。

しかし、上場している大企業ながら実力主義の社風であり、数字が評価されてインセンティブや給料に反映されるので、営業でバリバリ数字を出して結果を出したい！という方には向いている企業といえます。

有給休暇の取得などもしやすくなり、ワークライフバランスもとりやすくなり、女性も働きやすい環境が整えられています。

企業の理念に共感し、成果を出したい！という方はチャレンジをしてみましょう。

転職するにはどうしたら良いのか

現在ディップ株式会社の中途採用については転職サイトdodaなどに20件以上に掲載されています。

求人サイト経由での応募も良いですが、転職エージェントは求人サイトには掲載されていない非公開の求人も数多く取り扱っているので、転職のチャンスが広がります。

転職エージェントにはこれまでに採用支援を行った人のデータが蓄積されています。

• どんな人が採用されたのか
• どんな対策を行ったのか
• どんな人は不採用になったのか

1人で考えていても分からないことなので、積極的に転職エージェントに登録をしてまずは相談をしてみましょう。