三井化学がやばい？パワハラはある？評判や年収＆休日・残業などの働く環境の実態について解説

三井化学という会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、三井化学株式会社は三井グループの総合化学メーカーです。

三井化学をネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」「パワハラ」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか？何がそんなに「やばい」のでしょうか？

三井化学の働く環境について知りくないですか？

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

この記事では三井化学の社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」「パワハラ」と言われる理由や口コミ＆評判について、実態を解説しています。

就職・転職に失敗したくない人は必見です。

どんな会社なのか

三井化学株式会社は三井グループの総合化学メーカーです。

もともとは三井鉱山の大牟田工場が化学事業から始まり、1997年に三井石油工業と三井東圧化学が合併し、三井化学が設立されました。

三井化学は化学の技術を用いて様々な製品、素材を生み出しています。自動車材料を中心とした「モビリティ」、メガネレンズ材料、歯科材料、不織布等の「ヘルスケア」、農薬、包装材料等の「フード&パッケージング」、社会や産業の基盤となる素材を提供する「基盤素材」という社会の幅広い分野に貢献しています。

最近ではエネルギーや農業、医療、IoTなど新しい技術にも貢献する「次世代事業」も展開しています。

日本国内のみならず、世界トップシェアの製品も多く輩出しており、その高い技術力は評価されています。

現在では東証プライムに上場している大企業です。

社名	三井化学株式会社 （Mitsui Chemicals, Inc.）
創立年月日	1997年10月1日 （設立年月日 1955年7月1日）
本社	〒105-7122 東京都港区東新橋一丁目5番2号 汐留シティセンター
代表者	代表取締役社長　橋本 修
資本金	125,572百万円

働く環境などの実態

それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます

社風

真面目な社員が多く、保守的な社風です。

部署にもよりますが風通しがよく、上司や同僚とのコミュニケーションは取りやすいです。

若くても仕事を任せられてもらえることも多く、海外の拠点もあるためグローバルに活躍することができるのは大企業ならではの魅力です。

実力がある方は昇進もしやすい、という実力主義の側面がある一方で、まだ年功序列が強いところもあります。長く勤める社員が多く、現在では40代男性社員が中心となっています。

また、上のポジションが詰まってきているため、実力のある若い社員が退職をしてしまうことも課題となっています。

業界としては男性が多いですが、女性採用も積極的に行っており、女性社員の活躍も増えています。また、外国人社員も在籍しています。

研究職は比較的自由に研究を行うことができます。講演会への参加や外部の勉強会などの参加も比較的自由だったり、大学との提携（共同研究）や社会人ドクターを取得できたり、研究に専念できる環境が整えられています。

平均勤続年数16年10カ月、平均年齢約40歳となっています。（2022年3月現在）

休日・残業

部署にもよりますが、ワークライフバランスが取りやすい会社です。

以前は残業することが美徳とされる会社でしたが、会社も働き方改革に取り組んでおり、残業時間や休日出勤は大幅に減っているようです。

定時で帰る社員も多くなり、過度な残業時間はほとんど見られなくなりました。

製造の現場は24時間365日動いていることもあり、夜勤ありの交代制勤務となります。

一般的には3日勤務の1日休み、という交代制度ですが、そのシフト形式だと年間休日が足りないため、休日を補填するための休日の取得が可能です。土日も稼働をしているため、土日休みではありませんが、繁忙期でなければ有給休暇も比較的取りやすいです。

育児休暇を取得した社員も多く、男性が取得した実績もあります。

給与

20代：400万円～700万円
30代：550万円～1150万円
40代：700万円～1300万円

大企業のため基本給が高く、待遇は良いです。

C職（総合職：大卒）とP職（一般職：高卒・専門卒）で基本給、賞与に大きな違いがあります。

総合職の給料に関しては年次に合わせて30代で管理職になるまではエスカレーター式に昇格していく傾向があります。

管理職になると給料がアップすると同時に実力主義が強くなります。結果がより給料に反映されていきます。人によっては＋200万円という金額になることもあるようです。管理職になるにはＴＯＥＩＣと面接をクリアする必要があります。

賞与は年２回支給があり、1回分2.5か月分が目安となっています。業績によってそこまで差があるわけではなく、毎年ほぼ安定的に支給をされています。業績が悪化しても金額がそこまで下がるわけではありませんが、よくてもそこまで上がるわけではないようです。

業績と評価の結果により賞与の金額が決まります。

評価制度はあるものの、評価の内容ははっきり決まっておらずあいまいで給料に反映されているかどうか不明、という声もあります。

福利厚生も大企業のため充実をしています。

独身寮、社宅がありますが、場所によっては駅から遠かったり、設備が古かったりということで不満に感じる社員もいるようです。

少しずつ新しくなりつつあるそうです。

福利厚生に関しては下記の通り求人情報に掲載されています。

＜各種制度＞
子育て支援手当、単身赴任手当、各種運動施設、保養所、契約リクリエーション施設、社員クラブ、社内預金、貸付金、社宅融資制度など

＜休日・休暇＞
年末年始休暇、創立記念日（10/1）、年次有給休暇（入社月に応じて按分／最大20日）、リフレッシュ休暇（連続2日間・入社2年目の4月から支給）、介護休暇、看護休暇など

【まとめ】

三井化学は年功序列がまだ強く、保守的な社風もあるため、向上心が強い若い社員には物足りないところがあるようです。

しかし、上司や先輩の面倒見も良く、長く働いている社員も多いことから、安定して働ける環境は整っているといえそうです。

また、過去には残業が多かった時代もあることから「やばい」という評判につながっていたこともあるようですが、現在ではワークライフバランスは取りやすい会社となっています。

製造の現場では交代制で夜勤もあり、過酷な一面もありますが、有給が取りやすかったり、別途手当の支給もあるため待遇は手厚くなっています。

転職するにはどうしたら良いのか

三井化学は人気があるので何も対策をせずにエントリーしたらあっけなく落とされる可能性があります。

転職エージェントにはこれまでに採用支援を行った人のデータが蓄積されています。

• どんな人が採用されたのか
• どんな対策を行ったのか
• どんな人は不採用になったのか

1人で考えていても分からないことなので、積極的に転職エージェントに登録をしてまずは相談をしてみましょう。