ワールドコーポレーションはやばいの？評判や年収＆離職率など働く環境の実態について解説

ワールドコーポレーションという会社を聞いたことはありますか?

普段の生活をしていると馴染みがあまりないと思われますが、建設業界に特化した派遣会社です。

ワールドコーポレーションをネットで検索すると「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」などのネガティブな表現が出てきます。でもそれって本当なのでしょうか？何がそんなに「やばい」のでしょうか？

ワールドコーポレーションの働く環境について知りくないですか？

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

この記事ではワールドコーポレーションの社風や休日・残業・年収や「やばい」「やめとけ」「激務」「怪しい」「ひどい」と言われる理由や口コミ＆評判について、実態を解説しています。

就職・転職に失敗したくない人は必見です。

どんな会社なのか

ワールドコーポレーションは、建設業界に特化した派遣会社です。

派遣といっても､「無期雇用派遣」という正社員に近い雇用形態を取っております。

主に、 建設現場に施工管理やCADオペレーターが中心であり、中でも施工管理職が約８割を占めております。

取引先もスーパーゼネコンを始めとした大手建設会社も多く、 2008年の創業以来増収増益で成長を続けてきております。

2010年時点では売上高が1億円だったのに対し、 2021年では110億まで成長しております。

本社郵便番号	102-0084
本社所在地	東京都千代田区二番町3-5　麹町三葉ビル3階
本社電話番号	03-6261-2396
関西支店	大阪府大阪市
東北支店	宮城県仙台市
設立	2008年11月11日≪ポッキーの日！≫
資本金	1,000万円
従業員	1,900名（2021年10月時点）
売上高	110億円（2021年10月期実績）

働く環境などの実態

それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます。

無期雇用派遣という働き方

ワールドコーポレーションは 「無期雇用派遣」 という形態での契約 となります。

派遣には「登録型派遣」と「無期雇用派遣」があり、「登録型派遣」は派遣先企業との契約ありきでの契約となるため、派遣先との契約が終了してしまえば雇用関係も終了してしまう働き方です。

無期雇用派遣の場合、入社時点で雇用契約者が成立しているため、入社後の研修期間や契約と契約の合間の待期期間も給与は通常通り支払われます。

そのため、長期的なキャリアを考えて安心して働くことが出来ます。

せっかく慣れた職場であっても、職場が変わらなければならなくなるのは環境の変化を好まない人にとっては大変かもしれません。

ですが、仕事をしていると必ずどの職場でもある面倒な人間関係も、数年で変わると思えば我慢できることもあると思われます。

様々な会社やプロジェクトを経験出来るというメリットもある反面、1つの分野のスキルを極めにくいというデメリットもあります。

また、派遣先からの評価が高ければ派遣先にそのまま直接雇用されるケースも多々あります。

派遣とはいえ雇用は安定しているので安心して働き続けることが出来ます。 しかし派遣というと 「ピンハネだ」 と言われることもよくあります。

ピンハネしていることは確かですが、派遣会社は労働者の仲介として動いております。

もしそれが嫌なのでしたら派遣という働き方は辞めておいた方が良いでしょう。自分で働き先を探しましょう。

それらを派遣会社がやってくれているので、ピンハネされるのは当然のことです。

社風

施工管理職と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが､ 建設現場の進行状況の確認や安全管理や予算管理などを行う仕事です。

もちろん未経験でいきなり出来るような仕事ではありません。

未経験からエンジニアになることが出来るので、これから施工管理などの建設現場で働きたい人はお金を貰いながら勉強が出来ると考えればとても良いのではないでしょうか。

また、施工管理の職場環境は建設現場に併設されているプレハブのような建物内の事務所であることが多く、実際に行われている工事現場にも頻繁に行くことになります。

職人さんは気質が荒い人も多いのですが､ そんな人もまとめていかなければならないため、施工管理職の人も気が強くないと職人さんたちに負けてしまいます。

そんな環境であるため、長く続かないですぐに辞めてしまう人が多い仕事でもあります。ワールドコーポレーションの離職率は約25%です。

平均勤続年数が5年であり、離職率はやや高めではありますが、 建設業界そして無期雇用派遣というところを見てみれば同業他社と同じくらいの数値となっております。

また、特に新卒では未経験社を多く採用しておりますので、「やってみたら思っていた以上に大変な仕事だった」と思い早期に退職してしまう人もおります。

基本的に現場での仕事となるため、社員間の交流はほとんどありません。

営業担当とのやり取りがあるくらいなので、 会社に対する帰属意識が薄くなってしまうのも仕方がないことです。 

若い社員が多い

若い社員が非常に多く、経験を積んでいくうちに転職していてしまう傾向があります。そのため、中堅層やベテランが少ない傾向があります。

普段はそれぞれの現場で離れて働いている社員が多いので社員間の交流はあまり無いのですが、その分、社内サークルや社内SNSなどで帰属意識を高めようとしております。

しかし実際に働くのは常駐先での現場となります。現場によって環境は全くことなるため、就業先の雰囲気などはその現場次第ということになります。

例え就業先の人間関係が合わなかったとしても、そのブロジェクトが終わってしまえばその社員とも関わることがなくなります。面倒な人間関係も少しの間だと思えば気も楽にはなります。

しかし、とても満足する環境であったとしてもそのプロジェクトが終了してしまえばそこでの就業は終わってしまいます。

休日・残業

工事の進捗が遅れると、残業や休日出勤も多くなります。

以前は休日は日曜日だけで、土曜日も工事は普通に行われる現場も多かったのですが、 最近は働き方改革もあり土日が休みの現場も多くなりました。

ただし、休みは基本的には土日祝となってはいるのですが、 現場の進捗が遅れたりすると休みもなく働くことになります。

夜遅くの時間に工事は出来ないので工事は進めることができませんが、事務所内での事務仕事は山のようにあるので事務仕事で残業が多くなることはよくあります。

その分の残業代は出るので、残業をたくさんやってたくさん稼ぎたい人には良いのではないでしょうか。

給与

施工管理職の給与は高めです。

需要はあるけど人手不足のため、高い給与を払ってでも採用したい企業はたくさんあります。

特に、建設工事を受注してしまったけど施工管理職がいないという会社も多くあり、施工管理がいなければ工事が進まないので何としてでも採用しなけばならない会社もあります。

そんなこともあり、施工管理職の給与は高めになっております。

ですが、ワールドコーポレーションの場合は派遣ということもあり、派遣会社の取り分も引かれてしまいます。そのため、社員が貰える給与は高くはありません。

ちなみに、新卒の初任給は下記の通りです。

【関東】大学・大学院・既卒　226,000円（固定残業代手当33,000円含む）
　　　　専門・短大・高専卒　223,000円（固定残業代手当30,000円含む）
【関西】大学・大学院・既卒　215,000円（固定残業代手当30,500円含む）
　　　　専門・短大・高専卒　212,000円（固定残業代手当28,500円含む）
【中部】大学・大学院・既卒　210,000円（固定残業代手当30,300円含む）
　　　　専門・短大・高専卒　206,000円（固定残業代手当27,300円含む）
【東北】大学・大学院・既卒　210,000円（固定残業代手当40,700円含む）
　　　　専門・短大・高専卒　205,000円（固定残業代手当38,700円含む）
【九州・北海道】大学・大学院・既卒　210,000円（固定残業代手当46,000円含む）
　　　　　　　　　　　専門・短大・高専卒　205,000円（固定残業代手当45,000円含む）

※2021年度実績
※上記固定残業代手当は全て20時間分です。
※時間外勤務が20時間を超過した場合は、残業手当を別途全額支給。

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