PayPayの営業はやばいって本当？就職難易度は？年収や残業＆休日などの働く環境の実態について解説

PayPayという会社を聞いたことはありますか?

テレビCMでもお馴染みかと思われますが、QRコード決済サービスPayPayを運営しているとても有名な会社です。

• 休みは取れるの？
• どんな会社なの?
• 社風は?
• 残業は多いの?
• 年収は?
• 実態はどうなの？

実際にPayPayで働いていた人の生の声を多数聞いてきましたので、今回はそんなPayPayの実態について解説していきます。

どんな会社なのか

PayPay株式会社はQRコード決済サービスPayPayを運営している、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社です。

2018年よりPayPayの決済サービスをスタートし、キャッシュバックキャンペーンなどで急速に登録者を増やしていきました。

2022年現在登録ユーザー数4700万人、加盟店366万店以上と広く日本に浸透しています。

会社名	PayPay株式会社
設立	2018年6月15日
代表取締役 社長執行役員CEO	中山 一郎
事業内容	モバイルペイメント等電子決済サービスの開発・提供
本社所在地	〒105-6921　東京都港区虎ノ門 4-1-1　神谷町トラストタワー WeWork内 （登記上の所在地：東京都千代田区紀尾井町1-3）
資本金	121,800 百万円

働く環境などの実態

それではここからは実際に働く環境などの実態について解説していきます

社風

新しい事業展開をしている会社ということもあり、20代～30代と若い世代が多く活躍している会社です。

親会社のソフトバンク株式会社出身の社員も多いことから体育会系の社風です。離職率は高く社員の入れ替わりは激しい環境です。

リモートワークが推進されており、営業職はアポイントが取れれば基本的に出社はなく直行直帰となります。

事務作業についてはスマホやiPadなど完了する点は最先端の会社ならではの環境といえるでしょう。また、各地のWeWorkのワーキングスペースを自由に使うことができます。

コロナ禍の現在では出社は基本的にありませんが、Zoomでの朝礼やミーティング、また研修なども行われており、チームのメンバーとやりとりをしながら仕事を進めていきます。

営業職は年齢や男女の差はなく完全実力主義です。昔ながらの会社によくある年功序列の風土はありません。

契約社員の方は成果次第で契約更新が決まります。

営業目標の数字が非常に高く、非現実な数値を掲示されることも多い点が不満となっています。

また、契約社員からの正社員登用制度もあり、獲得件数が多い方から声がかけられていきます。登用の実績もありますがかなりの狭き門となっています。

休日・残業

スーパーフレックス制、リモートワークということで比較的に自由に仕事ができる会社です。

基本就業時間は7時間45分です。

基本的に土日休みで休日出勤などもほぼありません。有給推奨日があるため有給もしやすく、ワークライフバランスは比較的確保しやすい会社であるといえるでしょう。

土日祝日、年末年始は休みですが、夏季休暇の制度はないためお盆時期などに休みたいときには有給を取得する必要があります。

残業に関してもフレックス制度のため、営業先のアポイント次第で自ら調整が可能です。

給与

20代：300万円～360万円
30代：300万円～370万円
40代：400万円～700万円

インセンティブ制度はあるものの達成条件が非常に高く、インセンティブの獲得はなかなか厳しいです。

また、寸志がPayPayで支払われるケースもあるというのはこの会社ならではといえます。

PayPayの加盟店営業の契約社員の募集要項については下記の通り掲載されています。

■東京・横浜・さいたま・千葉・名古屋・京都・大阪・神戸
月給27万円＋インセンティブ

■高崎・新潟・札幌・盛岡・仙台・静岡・金沢・広島・岡山・高松・福岡・鹿児島・那覇
月給25万円＋インセンティブ

福利厚生に関しては会社の採用情報に掲載されています。

• 休日

土日祝、年末年始休暇（12/29～1/4）、恩人感謝の日（4/3～5/2の間で1日取得可能）、子の看護休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、介護休暇、有給休暇（入社時より付与あり）

年間休日は124日です。

• 福利厚生

社会保険完備、交通費支給、社内表彰制度あり

休みについては取得しやすいですが、契約社員向けの福利厚生についてはそこまで充実しているわけではありません。

【まとめ】

PayPayの加盟店への営業職は主に契約社員として採用されており、短期間で退職する方も多い環境であることから「やばい」と捉えられている側面があるのかもしれません。

一方で就業環境としてはフレックス制度の導入やリモートワークの推進、有給取得の推進など働きやすさは追求されており、ワークライフバランスは実現しやすい職場といえます。

また、QR決済サービスで満足度ナンバーワンであり、CMなどで知名度抜群のため、営業のしやすいサービスでもあります。

契約社員は営業未経験でも採用をしているので、未経験の方でもまずは営業経験を積みたい、営業スキルを身に着けたいという方は検討してみるのもよいでしょう。

転職するにはどうしたら良いのか

現在、PayPay株式会社の中途採用の営業職については現在会社HPの採用情報にて掲載されており、PayPayの加盟店向けの営業職は契約社員として全国規模で募集をされています。

求人サイト経由での応募も良いですが、転職エージェントは求人サイトには掲載されていない非公開の求人も数多く取り扱っているので、転職のチャンスが広がります。

PayPayは人気があるので何も対策をせずにエントリーしたらあっけなく落とされる可能性があります。

転職エージェントにはこれまでに採用支援を行った人のデータが蓄積されています。

• どんな人が採用されたのか
• どんな対策を行ったのか
• どんな人は不採用になったのか

1人で考えていても分からないことなので、積極的に転職エージェントに登録をしてまずは相談をしてみましょう。