何もかもうまくいかないのは自分のせい？「疲れた」と感じた時にやるべき対処法

そんなスランプのようなタイミングってありませんか？

「気を付けていたのに、今回に限ってなんで？！」
「嫌なことって続くよね…」
「何やってもうまくいかなくて嫌になる…」

と…、うまくいなかいことが続くと、自分は呪われているのかとすら思いたくなる反面、
「こんなにうまくいかないことが続くってことは、自分が悪いのだろうか」
「自分のせいで招いたことなのだろうか…」

と思わず自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。

今回は、何をやっても上手くいかない原因とその時の対処法について解説して行きます。

何もかもうまくいかない…原因はなに？自分のせい？

何をやってもうまくいかない。

この答えはいくつか考えられることがあって

• 嫌なことがあると嫌なことばかりに気を取られがち
• 本当に自分の性格的に招いていることもある
• たまたま運が良くないことが重なっているだけ

など、状況や内容次第で自分のせいと言われることがあるのは否めません。かといって、嫌なことの方に心が支配されてしまうと、それ以外に起きている良いことを見落としてしまうこともあり…。

実際に、気持ちを切り替えていても、不運が続くことってありますからね。

ただ、あまり良くないことが続いたり、何もかもうまくいかない・思うようにいかないことが起きたりする時は、ただただ落ち込むだけでは心が疲れる一方ですよね。

なぜなら悩んだり落ち込んだりした時って、自分に気づく・自分の本音を知るチャンスだからです。

うまくいく時とうまくいかない時の違いとは？

順調に思っていた以上にスムーズに、ことがうまくいく時も不思議とありますよね。

もちろん、努力の結果としてうまくいく時もありますし、そんな時は最高の達成感を感じられる瞬間でもあるのではないでしょうか？

ただ、同じように努力をしていてもうまくいかない時って、悲しいかなあります。そのうまくいく時・いかないの違いってなんなのでしょう。

自分のせい…と自責に囚われる前に、その違いについても少し考えてみませんか？

自分のせいではなくタイミングがよくなかっただけ！

自分が悪いわけでもなく、本当にたまたまタイミングが悪いだけってこともあるものですよ。

特に人がからむ場合って相手ありきですから、相手の機嫌・気分次第ってこともあります。

「こちらが相手の気分まで読んでいなかったから、そうなったんだろうし…結果、自分のせいじゃない？詰めが甘かったのは自分でしょ」なんて言いたくなるかもしれませんが、相手の感情なんてこちらが管理できるものではありませんからね。

自分でもコントロールしきれないこともありますし、わかりやすい言葉でいうと、運もあるのでしょうね。

逆もしかりで、タイミングが良いというだけでとんとん拍子で進むこともありますしね。

自分のせいなどではなく、たまたまと思った方がいいのかもしれませんね。

疲れ果てていてなにもかも良いように見えないことも…

疲れがたまったり、ストレスがたまったりしている時は、どうしても”ちょっとした良いこと”を見落としてしまうことがあります。

どうしても気になってモヤモヤして考え込んでしまっていると、うまくいっていることがむしろ当たり前に思えて、嫌なこと・思うようにいかないことばかりにフォーカスしてしまうんですよね。

なんでこんなことばっかり…と、疲れやストレスのあまりそもそもがマイナススタートになっている証拠ではないでしょうか。

元気で心にも余裕がある時だったら、同じことがおきても「ま、いっか」と思えていても、気持ちが沈んでいる時だと「なんでこんなことばっかり…」と受け取ってしまうこともあります。

自分のせいというわけではなく、こんな心境になる前に上手に気持ちを切り替えられると良いですね。

何もかもうまくいかない時の対処法～思考編～

何もかもうまくいかない時って、どう考えるようにしたらネガティブな感情をポジティブな感情に持っていくことができるのでしょうか？

順風満帆に楽しく生きていたいのが本音ではないでしょうか？

少しの考え方のコツだけで、どん底に落ちることを回避できることもあります。自責して疲れた方は、これからご紹介する思考を参考にしてみてくださいね。

「そんな時もあるよね」と時に任せて考え込まない！

起きてしまったことを、なんで・どうしてと考えるのが必要な場合もありますが、なるようになるというどっしり構える思考も非常に重要なことです。

しかし、何もかもうまくいかないような時に心が負けると、どんどん悪い方にいってしまいかねません。

この性格の違いは突き詰めると遺伝子や家庭環境の話にまで遡ってしまうので割愛しますが…。

気楽に「そんな時もあるよね」「たまたまそういうタイミングの時がきてしまっただけ」と、心を切り替えて、無駄な抵抗はしないで、ただただ抜け出す時までいたっていつも通りに過ごす心構えも必要ではないでしょうか。

無駄に抵抗しよう・打破しようと躍起になればなるほど、そうならなかった現状に嫌気がさしてしまうものです。

頑張らないことも時には大事で、力を抜いて過ごす意識をしてみましょう。

脱・努力主義！「こうあるべき」という思考を捨てる

何もかもうまくいかないと思うということは、その裏には、「こうなればいいな」「こうなるべきだ」という思い込みがあります。

「これだけやってるんだから報われるべき・報われるはずだ」という期待や、そうなるはずという決めつけがあると、結果が違うと「なんで？」ってなりますよね？

「こんなに〇〇なのに、なんで？」「こんな〇〇だから普通はこうなるはずなのに…」という無意識レベルな思い込みや決めつけとでもいいますか。

ひと言でいうとそういう価値観ですね。

「悪いことばっかりしてる奴は罰が当たって当然」「いいことしてる人は報われて当然」…精神論的には確かにそうであって欲しいし、自分はそうありたいと思うのもごく自然なことです。

これは極端なたとえでしたが、実際には自分の価値観通り・想定通りにならないこともありますよね。

その通りにならないことの方が当たり前くらいに思って、決めつけない柔軟な思考でいれば、なにかあった時にも対応しやすくなるはずです。

おはようと言ったらおはようと返ってくるのが当たり前…と思って育ってきた人もいれば、挨拶なんてしなくていいって思っている人もいますからね。自分の常識・想定通りに進まないこともあって当然なのです。こうなるはずという期待や思い込みは捨てて、なるがままにいる方が生きやすいこともあります。

人と比べて落ち込むよりもヒントを得るマインドに！

人はよくも悪くも人と比べてしまうことがあります。人と比べるなんてナンセンスと一般的には言われますが、心理学では、人は周りと比べてしまうのは本能として持ち合わせているといわれているんです。

しかも、それはネガティブなことばかりではなく、ポジティブに働くこともある本能。

ですから、比べることが絶対ダメという話ではないのですが、ここで言いたいのは、人と比べて落ち込む必要はないということです。

何もかもうまくいかないと感じる時って、思い通りに物事が進まないというのもある反面、「あの人はこうなった（こうできた）のに、なんで自分は…」と、自責の方に思考が向いてしまうこともあります。

でも、その人はその人です。

人と同じことをして自分が満たされる結果を得られるかは別。

ですから人と比べるのではなく、人からヒントを学んで自分のやり方を確立する・人の経験から自分に必要なことだけを取り込むのもありではないでしょうか？

何もかもうまくいかない時の対処法 ～行動編～

何もかもうまくいかない時はどんな行動をしたら良いのか。これも思考だけではなく、実際に状況を変えたい・負のループから抜け出したい時に必要はことです。

一見「遠回りじゃない？」とか「直接関係ある？」と言いたいこともあるかもしれませんが、生きる上で超大切なことなので、ちょっとでも良いので意識してみてください。

自己肯定感を上げるトレーニングをしよう！

悪いことがあったり思うようにいかないことがあったりする度、因果応報と言わんばかりに自分を責めていませんか？自分が蒔いた種だ…と、自分に厳しすぎる傾向はないでしょうか。

精神的に疲れてまで、なぜそんなに自分を追い込むのか…。

自分を大事にする・自分をよしとする、そういうことができるのは自己肯定感があってこそ。自分のせいで…と考えるということは、自己肯定感が低いからです。

ですので、まず一番にしてほしいことは、自己肯定感を上げるワークです。

「ワーク？！」と重荷に感じないでくださいね。

どんなことでも良いので、1日1回は自分を褒めてあげる習慣をつけてみましょう。些細なことでかまいません。

できて当たり前でしょ？やって当然ってことで良いのです。

• 「今日は超眠かったけど1日仕事やり切った！」
• 「人に挨拶をした！」
• 「今日は電車で人に席を譲った！」などでもOK！

または、自分ができることをノートに書き出してみるなどでも構いません。大したことない内容だし…なんて考えないでください。

「やれて当たり前」「別に大したことない」なんてことにフォーカスして欲しいのではなく、自分ができることを確認していくことで、「自分って悪くないじゃん」という意識を植え付けていくのがこのワークのポイント。

世の中席を譲れない人なんて五万といますし、眠いからって仕事をズル休みする人もいます。

そう、自分の中の当たり前が、できない人っているんですよ。

こうやって、少しずつで良いので、「自分って良いじゃん！」という気持ちを養っていくと、自分を追い込む考え方をしなくなっていきます。

こんなに良いところがある自分を責めなくて良いと思えるようになるはずです。

自己肯定感を養うワークはたくさんある（ネット検索でもたくさん出てきます）ので、自分に合うもので試していってくださいね。

休む時はしっかり休む！オンオフのある生活を！

うまくいかない時って、切羽詰まったり、焦ったりとどんどん心にも余裕がなくなっていきがちでもあります。

モヤモヤしてしまう気持ちはわかるのですが、モヤモヤを切り離すのって、精神衛生的な意味でもとっても重要なことなんですよ。

でも、そういう時だからこそ、意図的にでも考えないで良い時間、忘れる時間、笑ってる時間、楽しい気持ちになる時間が必要です。

趣味を楽しむ、有給をとってプチ旅行をする、なんでも構いませんので、今あるつらい現実を強制的かつ物理的にも切り離す時間を作ってみませんか？

普段はやらないこと・真逆なことをやってみる！

これは少し難易度が高いことかもしれませんが、普段なら絶対にしないことをしてみるのもひとつです。

これは自分の価値観を広げるための行動。

たとえば、自分の感覚的に、こういうことする人苦手…って人みたいな行動をしてみます。

なに言ってんだ？って思うでしょうが。法的にダメなことはもちろんしてはいけませんよ。でも、本当にちょっとしたことで良いのです。

• 暗めの色の服でカラフルな服に抵抗があるというのであれば、あえてカラフルな服を着る
• いつもは居酒屋しか行かないけど、あえてカウンターバーに行ってみる
• パリピじゃないけど、あえてパーティーに参加してみる
• 全然興味がないと思っていたことをやってみる

など、普段なら絶対やらない・自分には理解できないと思うことをあえてやってみてください。なんで嫌なことならなきゃいけないの？と思うかもしれませんが、やってみたら楽しいことって案外あります。

逆にやってみたけどやっぱり無理だった…というケースでも構いません。

やってみたからこそ、自分の価値観を再確認する・新しい見え方を知るってあるんですよね。

勇気がいるでしょうし、やってみて失敗したと思うこともあって良いんです、やることに意味があるから。

自分の考えや価値観って、いつもと真逆のことから発見できること・刺激を受けることもありますからね！やりもしないで悩むより、やってみることに価値があるものです。