池袋の治安は悪い？実は家賃が安いって本当？一人暮らしの賃貸の住みやすさや家賃＆女性が住みたくないという理由について解説

「池袋に住もうかな？」と思った時に気になる情報をまとめました。 

さて、駅という場所がどこにあるのかご存じでしょうか。 地図上で見ると下記の場所にあります。

• 池袋とはどんな街？ 
• 交通は便利なのか？ 
• 治安は良いの？ 
• 災害には強い？ 
• 平均家賃はどのくらい？ 
• 買い物には便利？ 
• 池袋に住むメリットとデメリットは？ 

今回は池袋に実際に住んでいる私が、池袋駅周辺に住む際に気になること・知りたいことについて解説していきます。 

池袋とはどんな街？ 

池袋駅のある豊島区の人口は令和5年現在28万8704人。 

池袋駅の1日の利用者数は約265万人で、新宿駅・渋谷駅に次いで世界第３位の利用者数となっています。 

埼玉方面を結ぶJRや私鉄路線と、東京の主要駅を一周する山手線、複数の地下鉄路線が張り巡らされ、多くの学生や会社員が郊外から都心方面への乗り換えで当駅を利用します。

その他にも、立教大学や学習院大学といった大学キャンパス、ご老人の多い街として有名な巣鴨、高級住宅街である目白など豊島区には多彩な表情があります。 

池袋の交通アクセス 

池袋は交通の利便性が非常に高い駅として知られています。乗り入れ路線は多く、下記の通りになります。 

• JR山手線 
• JR埼京線 
• JR湘南新宿ライン 
• 東武東上線 
• 西武池袋線 
• 東京メトロ丸の内線 
• 東京メトロ有楽町線 
• 東京メトロ副都心線 

山手線の始発駅は品川駅で、池袋駅まで12駅目となっており、30分弱かかります。 

埼京線の始発駅は大宮駅で池袋より14駅目。 

湘南新宿ラインと呼ばれる区間は「大宮〜新宿〜大船」となります。大宮から高崎方面が「高崎線」、宇都宮方面が「宇都宮線」です。そして大船から逗子方面が「横須賀線」、小田原方面が「東海道線」になるとのことです。 

湘南新宿ラインには始発駅という概念がありませんが、神奈川県の大船駅からは12駅で50分から60分ほどかかります。 

東武東上線、西武池袋線は池袋駅が始発となっており、終点はそれぞれ埼玉県の寄居駅、吾野駅となっています。 

東京メトロ丸ノ内線は当駅始発、有楽町線は和光市駅が起点となり池袋まで8駅で20分ほどかかります。副都心線は小竹向原駅が起点となり池袋まで３駅です。 

池袋駅から都内主要駅までの時間はこちら。 

• 新宿駅まで5分 
• 渋谷駅まで11分 
• 東京駅まで17分 
• 品川駅まで30分 
• 秋葉原駅まで20分 
• 飯田橋駅まで10分 
• 銀座駅まで 19分 
• 羽田空港まで51分 

池袋は通勤・通学で経由する人も多く、また週末は遊びや買い物で訪れる人も大勢いる非常に活気のある街です。 

池袋駅周辺の治安 

また、女性が引っ越しを検討する際に、気になる要素である治安に関する情報もまとめました。 

「犯罪発生率」とは、人口を犯罪件数で割った指数のことです。 

もっとも犯罪発生率が高いのは南池袋の8.1％。豊島区全体では1.5％。 

100人中8人は何らかの犯罪に巻き込まれるという数字が出ています。 

ちなみに全国の自治体別の犯罪発生率トップは大阪市中央区の10.7%で、「眠らない街」新宿歌舞伎町は脅威の38%となっています。 

南池袋は、西武池袋本店、池袋パルコ、池袋ショッピングパークをはじめとする東池袋と並ぶ繁華街であり、グリーン大通り沿いは金融街となる。そして神社仏閣や緑地も多く、各種学校や大学も存在しています。 

南池袋は比較的犯罪発生率が高いと言え、特に買い物客はスリや置き引きに気をつけると良いでしょう。 

南池袋に次いで高いのが西池袋の3.8%。東武百貨店や東京芸術劇場、立教大学があり、学生も多く利用するエリアで、自転車盗難や万引きなどの非侵入窃盗が多く、居酒屋や風俗店・ラブホテルなどが乱立していることも影響してか、暴行や傷害事件も少なからず発生しています。 

私は夜に歩いていても危険を感じたことはありませんが、女性は念のため一人で人の少ない路地を歩いたりはしない方が良いかもしれません。 

東池袋はサンシャインシティや東急ハンズ、アニメイトなどがあり、買い物や遊びに来る人が多いエリアです。その為、万引きやスリの発生率が高めで、犯罪発生率3.3％。

万引きやスリの他、自転車盗難が多い。 

では、池袋駅周辺で治安が安定している地域はどこでしょうか？ 

東京メトロ有楽町線・副都心線が乗り入れる要町駅は、新宿や渋谷などの主要駅までのアクセスが良く、閑静な住宅街であることが知られている。 

高松エリアの犯罪発生率は0.3％。南池袋と比較するとその犯罪発生率はなんと約26分の1という少なさを誇る住みやすい街となっています。 

次いで治安が良いのは、北池袋駅（池袋本町）周辺です。 

北池袋駅や下板橋駅のある池袋本町の犯罪発生率は0.5％で、東武東上線が乗り入れる北池袋駅は池袋駅まで２分という立地の良さがあり、落ち着いた雰囲気の閑静な住宅街となっています。 

雑司が谷駅は2008年に副都心線の開通で、新宿や渋谷にも簡単にアクセスできるようになりました。

駅周辺には大学やお寺があり、落ち着いた雰囲気のある街です。犯罪発生率は0.5％とこちらもアクセスが良く、かつ住みやすい街と言えます。 

もちろんだからといって、必ず犯罪に巻き込まれないというわけではありません。ご自身の身を守るために、ご自身で出来る対策はしっかりと行っていきましょう。

池袋は災害に強い街 

池袋のある豊島区は地盤が比較的良好で地震にも強く、海に面しておらず津波や高潮の危険性もないことに加え、液状化の危険性も低いとされています。 

ただ、河川の近くでは水害の危険性があり注意が必要ですが、それ以外の地域は全体的に安全な街です。 

地震大国である日本において災害に強い街に住むというのは、大切な要素と感じる人は少なくないのではないでしょうか。 

池袋駅周辺の平均家賃 

池袋駅周辺の平均家賃について解説していきます。 

• 1R：6~8万円 
• 1K：6.5~10万円 
• 1DK：9.5~13万円 
• 1LDK：14〜18万円 
• 2K：12~13万円 
• 2DK：13.5~15.5万円 
• 2LDK：21.5〜25.5万円 

池袋は東京２３区の中では千代田区や港区のように高いわけではないものの、地方や郊外の家賃からするとやはり高いというイメージはあるかもしれません。 

安さでいうなら西武池袋線沿線や東武東上線沿線となります。 

いくら立地が良くても家賃と収入が合っていなければ住み続けるのは困難になってしまいます。

ちなみに、家賃は手取りの30%くらいが相場だと言われております。月収20万円の人では家賃は6万円前後、月収30万円の人では家賃は9万円前後、月収40万円の人では家賃は12万円前後が相場となっております。

ワンルーム６万円の部屋を借りるなら手取り２０万から２４万円は欲しいところです。 

しかし、夫婦共働きのケースが非常に多いので、世帯月収70万円以上のファミリー層が2DK・2LDKに住んでいる方が多くおります。

池袋駅周辺に住むメリットとデメリット 

池袋駅周辺に住む時のメリットとデメリットについて紹介します。

＜メリット＞ 

• 新宿や渋谷、埼玉にも近く交通アクセスが良い。 
• 飲食店や買い物施設が充実しており、遊びや買い物に不自由しない。 
• 多くの人が集まり、活気がある。 

＜デメリット＞ 

• 家賃が高い。 
• 駅周辺は治安が比較的悪い。 
• 駅構内が大きくて迷う。 

池袋駅のまとめ 

池袋駅周辺の特徴をまとめると下記のようになりました。 

• 交通アクセスの良さ ★★★★★ 
• 家賃の安さ ★★ 
• 治安の良さ ★★ 
• 自然の良さ ★★ 
• 教育機関の充実 ★★★★★ 
• 災害対策 ★★★★ 
• 買い物の便利さ ★★★★★ 

池袋駅周辺は新宿や渋谷に比べて家賃が意外と低く、「都会に住みたいけど家賃を抑えたい」という人にオススメできます。 

また、人が多く集まる地域でもあり、治安の悪さが気になるところではありますが、男性であれば気になるレベルではありません。

池袋は様々な人が集まる活気のある街です。 

都会に住みたい人や、活気を求める若年層には特におすすめしたいと思います。 

茗荷谷駅周辺にお住まいの方がおられましたら、是非コメントで 茗荷谷駅周辺の情報を教えてください！